2008年6月17日火曜日

色の統一

家の中にはさまざまな物があります。柱、壁、天井、押さえ縁、縁切材などの建物と、窓、ドアなどの建具に、照明、ファブリック、家具、家電、小物、等々。

統一感を持たせれば、空間がスッキリして広く見せられます。ただ、色を統一しようとすると、結構苦労するものです。既存の家具やカーテンを使いたい。照明機器は照明効果もあるし。。。。で、我が家は「面倒なので、全部白に統一!」と強行しました。別にファンシー趣味ではありません。日本では白い物は人気なので、白物家電を筆頭に、揃えやすいのです。建具やカーテン、ブラインド、新規の家具を白で統一したら、スッキリしました。白い壁の窓に白いロールスクリーンを使ったら、壁と一体化して「窓を消してしまう」ような効果もありました。「ワハハ、本当に保護色だ。」と思わず笑ってしまいました。

「建具もクロスも白にする」と言ったら、工務店は「えー、建具も白にするんですか?」と言ってくれました。結果は、成功で、建具と壁が建て込んだ場所でも煩くありません。部屋をすっきりさせるために、窓枠を設けずクロスを張り込んだ家も見ましたが、雨や手垢を考えるとちょっと踏み切れませんでした。でも、クロスも白で窓枠も白なら、さして煩くありません。

白は緊張をもたらす色と敬遠される向きもありますが、我が家の場合、床や柱、梁は木目です。全く緊張しません。部屋の中よりも、窓の外の青空や緑の木々に目が向くように仕向けた家ですが、白い壁は風景を邪魔しません。既存の家具も、白く塗ったり、白い板を貼ったりで少しづつ白に統一していますが、部屋の中には沢山の物があるので、すべてが白くはなりません。もし統一がかなったら、ポイントでビビッドな赤やグリーンを取り入れたいと思っています。真っ白の中でこそ、そんなワンポイントは活きてくるでしょう。

所詮、建物はキャンバス(背景色)にすぎず、生活が色を乗せてしまいます。普通に生活するなら、「スッキリしすぎたら窮屈だ」なんて心配は不要です。むしろ、建物が主張しすぎると、本当に煩くなってしまいます。ゴテゴテに飾り付けるのでなければ、色は最小限に絞り込むべきだと思います。壁紙の色に凝るより、窓から何が見えるかを吟味する方が重要だと私は思います。だって、窓の外の方がはるかに拡がりがあるのですから。

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