2008年7月29日火曜日

狭い庭でも

我が家では、駐車スペースはモルタルで固める事となったのですが、夏は照り返しが暑いのでパーゴラをかける事にしました。パーゴラは元々は「ぶどう棚」の意味らしいですが、モルタルで固めた駐車スペースにぶどうの木を植える訳にもいかず、プランター2つ分位の花壇スペースを設け、ゴーヤを植え、ネットを垂らしました。

すると・・・わずか2ケ月で緑のカーテンが出来上がり、パーゴラの上に伸び続けている蔦は、緑の天井となりそうな勢いです。一日数本収穫できる位ゴーヤもジャラジャラ実りました。パーゴラを設けなければ、ただの自動車置き場だったのに、緑のスペース兼畑になっています。これはかなりお得な感じ。しかも、緑のカーテンと天井は、強烈な直射日光や紫外線から自動車を守ってくれ、モルタルのタタキもそれほど熱くはなりません。うふふ、うまく行った。

難点と言えば、パーゴラの植物からは、落花や虫の死骸などが落ちてくるので、下に置いてある自動車は汚れ勝ち。なので、自動車カバーをかける事にしました。

車を置いたら庭が一杯という家も多いと思いますが、この手は使えると思います。ぜひお試しを。

セルフビルド

家を建てる時、施主自らが建築作業を行う事をセルフビルドと呼ぶようです。壁塗りや、塗装などが代表的です。私の場合は度が過ぎたのか、妻の冷やかな視線が痛い方ですが。。。

構造から床貼り、天井貼り、建具入れまですべて自分でやってしまう凄い方もいます。ただ、素人が工事をすれば、見映えや強度が劣り、労力もかかり、時間もかかり、周囲への騒音やホコリ等の迷惑も長引きますので、ほどほどが良いと思います。家一軒自分で作るというのは、周囲に家が建て込んでおらず、時間をたっぷり使える究極の贅沢かもしれません。

さて、そうして考えると、建売をポンと買うというのは果たして「楽チン」なのでしょうか?多少なりとも自らが労力を使って、家の事を知りながら家を手に入れる方が、私は幸せに近いように感じます。セルフビルドの動機の一番は「コストダウン」ですが、家族で作業する事により絆が深まったり、家への愛着が高まったりといった効果もあります。家電製品のカタログを集めてあれこれ一生懸命調べて購入した物と、お店に行って店員の言いなりのまま購入した物では、愛着や扱い方がかなり異なります。不動産では土地が大切ですが、生活では家が重要です。家について、もっともっと興味を持って好きになってみても損は無いと思います。ほどほどのセルフビルドは、コストダウンと家への愛着と家族の絆を強める良い手段だと思います。

2008年7月28日月曜日

光と風と・・・・

住環境は六感に感じるものを一つ一つチェックしてみれば、見えてくるかもしれません。

●視覚:光、影、風景
 日当たり、採光、景観 これは誰しもが気にします。視覚は感覚の8割以上を占めています。
●触覚:風、気温、湿度、
 夜に放射冷却の冷えた空気が吹き込むか、空気が淀んだ感じになっているか、
●聴覚:音
 静けさなのか、自然の音なのか、人工的な音なのか
 人工的な音でも、自動車の音と街の足音ざわめきでは全く違った印象があります。
●嗅覚:香り
 朝緑の森を漂う湿った霧の香り、花の香り、夕方の近隣の料理の臭い
 もしくは排気ガスの臭い、ドブの臭い・・・音は遮れても臭いは遠慮なく家まで入り込みます
●味覚:??
●そして、「気」でしょうか?
巨木があったりすると、何かの気を感じたりします。それが自分にとって良い気かどうか、そんなことも結構重要だったりします。森林でも、古戦場だったりするとなんか変なものを感じたり。

視覚重視の現代ですが、視覚以外の物を切り落としてしまうのは、自分や家族の感覚を殺しているとも言えます。都心で住む際は、やむなしという事もありますが、果たして子供達にはどんな感覚を与えたいのか、視覚以外にも目を向けてみるのはいかがでしょうか?

2008年7月18日金曜日

建替え文化はどこから来たのか?

「女房と畳は新しいほど良い」って、ひどい言葉だと思いますが、なぜ畳は新しい方が良いのでしょう?畳は立って歩く床でありゴロンと横になる寝床であり、座る椅子でもあります。人体に直接触れるので、湿気も帯び、だんだんボロボロになっていきます。ボロボロになっても、捨てて新しい物にすれば、気分一新快適なインテリアに復活します。建物というより敷物に近いですね。でも、湿気の多い日本では、裏面にカビが生えるようなカーペットよりも理にかなっています。また、捨てても土に還り畑の肥料となる素材で作っていたから理にかなっていたのです。

高温多湿な気候で快適に過ごすには、高床でスカスカに風が通る家が適しています。石造りでガッチリと作ると、風は通らないわ、湿気は篭るわ、カビは生えるわ。。。。
湿気を吸排出する木でできた家なら、適宜湿度を調整してくれます。木はいずれ痛んでくるので、取り替えながら住み続ければ良い。茅葺屋根も同様ですね。土に還る材料を適宜更新しながら住み続けるというのが日本古来の方法でした。

さて、そこに新建材が施工性や密閉性の良さを売りに、入り込って来ました。風通しは悪くなるし、土には還らないし、なんとも矛盾した状況になっています。畳の芯も発泡スチロールなどになり、土に還ってくれません。ですが、木は傷む。なので建替える・・・・あれ?何かおかしいですね。

密閉良くしたいなら、コンクリートや石で作れよ。そうすりゃ長持ちする。
でも、日本で住宅の密閉良くするって事は、エアコンで人工的にエネルギーを使って調湿しつづけないとならない。そうするとコストもかかるけど、ハウスダストやらシックハウスやら別の問題も発生する。なので法律で24時間換気を付けた。あれあれ???なんでお金かけて密閉良くしたはずなのに、わざわざ換気するの?暖房の効きは悪くなるのです。

冷房が効きすぎた部屋でセーターを着て「暑い暑い」とかき氷を食べて胃を痛める・・・そんなバカげた事に似た事を今の日本の住宅がやっているのです。過剰装備で建替えも多い・・・住宅メーカーにとってはとても嬉しい事ですが、住み手は高いコストを払って住み心地が疑問な家に住む事になるのです。

前述の通り日本には木の家が向いています。そこに「高気密高断熱」といった妙な考え、人の肌に触れるのに更新すると土に還らないでゴミを増やすしてしまう新建材。「木を蒸らすな」が大工さんの格言。木を金属やセメントで覆ってしまうと、呼吸ができなくなり、湿気が溜まり早く痛んでしまうのです。断熱材は空気の流れを止めるので、湿気も保ちやすくなり結露も発生しやすくます。矛盾を保ちきれずに短い期間で家が建替えられる。という事ではないでしょうか?


夏は日差しを遮り風通しを良くし、冬は日差しを取り入れて温まる。それで十分過ごしやすくて家も長持ちするはずなんですけど。

2008年7月17日木曜日

Googleを駆使した不動産探し

Googleにはフリーで使えるサービスが多々あります。
一般向けに利用するのはよろしくないですが、不動産屋さんとコミュニケーションする場合は便利に使えます。詳しくはGoogleのヘルプを見ていただくとして

・Google検索でキーワード検索 はあたり前として
 画像検索 で写真を眺めてみる
 ブログ検索で、地域の噂を拾う
・Google Earthで
 周囲の交通を調べる(駅、バス停、スーパー、公園等が表示されます)
 周囲の地形を調べる(斜面の向き、周囲の建物のおおよその高さから日当たりを推定)
 売却物件の説明資料を作る
・物件の仲介を依頼する際に、写真をPicasaに載せる
・Googlegroupで、不動産屋さんごとにメールや資料のやりとりを集約する
・Blogger ブログを非公開で作り、建築家や工務店への要望を書き、ジャンル別に束ねる
・Googlecalendarでスケジュール管理やスケジュール共有を行う
・Googledocsのプレゼンテーションで、物件説明資料を作る

インターネット上の事なので、どこかで見られているかもしれません。機密情報は置かない方が安全でしょう。また、サーバーの都合で突然データが消えてしまう事もありえます。
それでも、利用価値が高いです。多方面から重要な情報を得たい時、検討する価値ありです。

資料作成は業者の仕事・・・ですが、不動産屋さんに理解してもらいやすいように自ら資料を作る売主、買主は不動産屋にとってはコミュニケーションしやすい良い顧客ともなります。その努力を無視するのは良い業者とは言えないでしょう。

2008年7月14日月曜日

不動産業界にiPodがやってきたら?

iPhoneが日本でも発売され、NHKを含むTV局が大きく取り上げました。その宣伝効果は・・・ものすごいですね。

さて、寡占状態、法規制が厳しい携帯業界にiPodがやってきたのならば、不動産業界に来てもおかしくない!?なんて妄想すると結構楽しい。

・いろいろなお作法を踏まないと情報が入手できなかったものが、タッチパッドをグルグル撫ぜるだけで、簡単に欲しい物件の欲しい情報を入手する事ができる。
・今まで不動産屋さんに足を運んで在庫をチェックしなければ、欲しい不動産の情報すら手に入らなかったのが、iTuneで簡単にジャンル別でブラウズし、視聴ならぬ確認ができる。
・従来、アルバム単位で購入が曲単位で購入できるように、所有権のみが購入対象だったのが、借地権などを選択して購入できる。
・人気ランキングや、ユーザーが作る特選物件集などを参考に、未知の人気物件を知る事ができる。
・検討した物件をサーバーが覚えてくれて、お勧めの物件を提示してくれる
・物件ごとの人気が、リストに表示される
・Podcastで不動産屋さんの思いが語られる
・直感的に操作できるので、他の仕掛けを使う気がしなくなる
・検討した物件がデータベース化され、自分の好みがどんな物なのかがわかるようになる

私の学生時代は、レンタルレコードを借り、カセットテープに録音するというのが流行りでした。(古っ!)
録音した音楽を聞いても、曲名がわからないし、曲順を変える事もできません。音楽への感度がなかなか高まらなかった。それが、iPodになったら、データベース化され、ミュージシャンやジャンル毎に自在にブラウズできるじゃないですか!

人づての情報頼りの不動産業でも、同様の革命が起きたら、収益物件がもっともっと活発に取引されるかもしれませんね。

ともあれ、自分の好みを知るためにも、自分の感度にひっかかった物件をリストする事はお勧めです。iPodが出現しなくとも、自分の好みがわかれば、物件探しは加速します。

2008年7月11日金曜日

不動産は人

不動産は人だ と良く聞きます。

法治国家に対して、中国は「人治国家」 担当の裁量で決まってしまう。
その結果、腐敗や賄賂も絶えないのですが、良心を持つ優秀な人がいればその能力を存分に発揮できる。
法治だと、厳しい罰則もあり担当は悪いことがやりづらい半面、創意工夫が活かしづらい。

とても偏った見方かもしれませんが、そんな面もあります。

企業や業界の場合、どうでしょうか?
「目標」が高く設定されていれば、個人の能力を目一杯発揮しなければ、達成は難しい。
そこでは、どれだけ「足かせ」があるかという程度の差で、業界の雰囲気が変わると思います。
また、人の生命、一生に関わるような領域では、姿勢を正してもらわねばなりません。

で、不動産業ですが、小さくない財を扱うだけに、正しく統率されている必要はあります。
そのために、厳しい法規制もあります。
その反面、
・難解な法規制は顧客に対して知識優位になる、つまり顧客をコントロールしやすい。
 (法律的に騙したら詐欺ですが、法を守った「誘導」は商売ですから当然でしょう)
・手数料のしかけがおかしく、売り手優位になりがち
 仲介では売主、買主、両方から手数料がとれるのは変な仕組みなのです
・法律に縛られているというのを言い訳に、創意工夫せず、分析もしない人が多い
・法律に縛られているのでモラルが「法律を破らなければ」となりがちでは?
 顧客が喜ぶには、顧客を広げるには といった前向きな思想を持った方が少ない

担当者個人では何ともならない事が多く、無力感が出てしまうのでしょうか。
また、ヒステリックな顧客に追い回されて、一所に長くいられないのでしょうか。
売り込みとは別なところに熱心さを持つ担当者にめぐり合う事がなかなか難しいです。

沢山の人が働く業界ですから、本当はもっと、個人の能力が発揮されるベスト・プラクティスが編み出されて良いとは思います。人海戦術でレベルの低い商売をするのは、業界自らを貶める行為とも言えないでしょうか?

担当者も人である反面、買い手も人です。

良い担当にめぐり合うには、良い買い手になる事が最低条件だと思います。
騙されやすい買い手という意味ではなく、
・自らが欲しい物を明確にでき
・業界の性質を知り
・人と人とのやりとりの機敏を知る
という事を満たせばよいだけだと思います。

これを手伝ってくれる親切な担当者もいるかもしれませんが、不動産屋さんも教師ではありません。
不動産屋の担当者が、教師としてばかり動くと・・・・そう、余計な営業コストが増えます。
あなたより良い買い手がいれば、そちらを大切にすると思いませんか?

最近、ネットで聞きかじりの知識を振りかざす顧客が増えているとボヤく方もいました。
ネットの知識は、ここもそうですが、タダで提供されるもの。補足的に使うべきもので、本来は書籍やきちんとした所でお金をかけて学ぶべきものです。無目的な情報収集やデマに惑わされると、自分の欲しい物を見失います。
1)まず自分を見極め、2)目標を明確にしてから、3)情報を集め、4)良い担当者を探しましょう。
この順序、大切だと私は思います。

2008年7月7日月曜日

シロアリについて

家づくりをするならば、シロアリについては、正しい知識をつける事をお勧めします。
岡崎シロアリ技研のページは怪しげですが、著書の「床下があぶない」は建築の専門誌「建築知識」に連載されたもので、シロアリの知識については信頼性はあります。(その他の主張には納得いかないものもありますが・・・・)

意外というか、本当に驚きなのですが、建築の専門家はシロアリの専門家ではないので、シロアリの生態を正しく知らない。なので、「床下が乾燥していれば大丈夫」とか「炭塗料でシロアリが防げる」とか、あまり根拠の無い事を真顔で言われたりします。知らない事は知らない。わからない事はわからないと言ってもらった方が、よほど信頼できるんですけど・・・誤った知識をフランチャイズルートで流していることもあり、なんとも困った事です。

で、最良のシロアリ予防は、定期的な点検と周囲の観察だそうです。そう、相手は自然の物なので、何でもかんでも力づくで防ぐのでは無駄が多い。相手に合わせて、相手よりすこし早く、相手より少し強く対処すれば経済的かつ最小の手間で対峙できるとの考え。これは一理あると思います。

くれぐれも、床下換気システムとか、強力シロアリ防止薬とか、自然素材シロアリ嫌避剤とか、鵜呑みにしないでくださいね。

2008年7月2日水曜日

不動産の満足度は自分探しから

一生同じところに住み続けるのか?
気に入った土地であれば、Yesになるかもしれません。
換金・・すなわちすぐに他人に売れるか貸せる不動産は、価値が高い訳です。
ブランドのある土地は、それなりにオイシイ訳ですが、価値に応じて値段も高い。

反面、最建築不可などの難しい物件は安くなります。

さて、このブログでは
「自分にとって価値の高い不動産を、無理の無い資金調達で購入しましょう」と提唱しています。
もし、あなたにとって価値の高いが「資産価値」となるならば、換金性が第一になるでしょう。
「生活価値が高い」事が重要ならば、好きな風景などが一番になるでしょう。

いずれにしろ、自分の価値観を見極めて、条件に合った土地をみつければ、満足度は高くなります。

自分が何を欲しいのかもわからず、他人の言いなりで土地を選べば、きっと不満が高くなります。
高い買い物ですから、ちょとした欠点を知っただけでも落ち込んでしまうものです。
逆に、他人から見るとあまり価値がなさそうでも、本人が無茶苦茶気に入っていれば、もう、本人にとっては有頂天な生活になります。

私は有頂天の生活の方が好きです。皆さんはいかがでしょうか?

2008年7月1日火曜日

生き残ってこその持久戦

防災ページを見ると、3日間は救援無しで暮らせる備えをと呼びかけています。
夫が帰宅するのは羅災後6日後・・・女手だけで家族を守る事になります。
本当に3日たてば救援が来るのか、日本最大の都市が震災にあった時、これを他の地方が助けられるでしょうか?経験が無いだけに、不安ではあります。
地域の防災センターも、非常燃料は3日分のみで、あとは補給を待つそうなので、3日という日数にすがるばかりです。

さて、4人家族で3日分となると・・・
水だけで 一人一日3リットル→36リットル(20リットル ポリタン2つ弱)

食料の確保も、保存が利く物を多く溜め込み、かつ半年おき位に入れ替える事になります。
半年毎に非常食を食べるのも結構大変。しかも3日分!

避難生活に必要な物はさまざまです
中越地震のボランティアさんが書いた・・行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ・・には、体験者ならではの知見が詰まっています。バールなど身近な物が重要になる事がよくわかります。

まずは生き残るために
・丈夫な地盤
・倒れない家
・火災に遭いづらい地域
・土砂災害、河川災害に遭わない地形

そして、その後に生き延びるための避難生活。
家屋が残れば、それだけ心の支えになります。
家屋で生活できれば、さらに助けになります。
防災用品を備えていれば、さらに心強いでしょう。

土地選びの際は、地質図や災害予想図も見ておくことと、
防災用品を置ける余裕がある物件にすること。ポイントだと思います。