2009年12月15日火曜日

三鷹天命反転住宅に学ぶ「人間」重視

三鷹にはすごい住宅があります。その名も三鷹天命反転住宅。人間が常に生まれ変わるのと同じ位、感覚を新たにしていく住宅だそうです。荒川修作氏の作品で、住宅というよりアートのようです。この住宅、常識をことごとく逸脱しているのですが、突拍子も無いように思える仕掛けの中に、実にいろいろな考えが仕込まれています。

●床を平らにしない
天命反転住宅の床は、土踏まずの大きさに合わせた大小の凹凸があり、表面は砂の洗い出しでザラザラしています。なぜでしょう?もともと、地面は平らではありません。なのに、現代は床も庭も道路も平らな所ばかり。これだと人間のバランス感覚は養われません。天命反転住宅のでこぼこの床を自宅に取り入れるのは無理にしても、庭を傾斜させて子どもの遊び場にするだけでも、身体能力の育成の助けになるかもしれません。

●収納はすべて吊り下げ
天命反転住宅には収納がありません。物はすべて、天井にあるフックから吊り下げます。何をどこに吊り下げるかで、部屋の雰囲気が一変します。美的感覚を研ぎ澄ませて、何をどこに吊り下げる化を考え抜くことで、常に右脳が刺激されます。一般的な物を見せないで収納だと、部屋はスッキリしますが変化も少なくなり刺激を受けなくなります。自宅でやるなら、「見せる収納」にチャレンジするという事でしょうね。

●常にストレッチ
天井から物がつり下がっているから、踏み台の上で背伸びしないと届きません。凸凹な床を歩くと、足首がいろんな向きに傾き、ストレッチされます。運動嫌いの人も生活するだけでストレッチされるので、結果的に、体に良いのです。階段の多い家でも、同じ事ができますね。

●原色を多用する
天命反転住宅は壁や配管が赤、青、黄、緑 の原色を中心に塗り分けられています。とても派手で「こんな派手な色の中で暮らせるのか?」と思うのですが、実際中に入ってみると意外と落ち着くんです。これも色使いを考え抜いたからこそできる事です。白で統一するだけでなく、派手な色の食器や家具をどうコーディネートするか、これも右脳をフル回転させないとできない技です。

●仕切っているようで仕切らない
天命反転住宅は、ワンルームのようで、4部屋に分かれていますが、仕切りがありません。なので、常に家族の気配が感じられます。家族の絆を考えるとき、個室が本当に必要なのか、もう一度考え直してみても良いかも。音が筒抜けだとイマジネーションも働き、お互いの行動が刺激になります。

●キッチンに立つ母と子供の目線が同じ高さ
キッチンが掘り下げられていて、子どもの目線と母の目線の高さが合うように設計されています。煮立った鍋に子供が突進しないようにガードは必要ですが、長い時間いる場所で子供とのコンタクトが取りやすいというのは考えるべき思想です。できれば、ホールのようにキッチンに向かって床が傾斜していると「アニ眼とムシ眼」で紹介されているような姿になります。

プライバシー、バリアフリー、高断熱、コーディネーション、、、、住宅メーカーはいろいろ言いますが、楽になれば体は鈍る。変化が乏しければ感覚も鈍る。「便利だろうけど、人間はどうなる?」という視点もあっても良いかなと思います。というか、人間が大事ですよね。まぁ、普通に生活できるレベルにはしとかないと、大変ですけど、この視点は頭に入れておいて良いでしょう。

2009年10月21日水曜日

北向きの家を考える

北向きの物件を選んだ時、どのようにすれば良いでしょうか?

南側に2階建ての隣家が建っていると想定して、私ならこうするという話ですが・・・
敷地幅があれば、車は道に平行に駐める形でカーポートを作り、極力敷地の北側に家を寄せて建てます。南側を開けるのは採光・通風のためにです。

南側の庭は隣家で日陰になるので、耐陰性の強い植栽になります。笹竹植えて和風も良いかも。グランドカバーは育たないので、化粧砂利を敷くかウッドデッキ等にしてしまう。乾かないので水はけにも注意します。

1階と2階の間には小屋裏収納を設け、2階の床の高さを上げます。高いほど日当たりに有利。そして2階をリビングにします。2階に入る光を最大限生かすために、2階には幅広の窓を設けます。そして、南側に吹き抜けを作って、1階に光を落します。吹き抜けの下にだけ床暖房を入れます。

窓ふきや布団干しのために、バルコニーを設けますが、手すりは極力格子等で光を通すようにします。夏は暑いのでパーゴラを設けてゴーヤやヘチマで緑の天井にし、冬は骨組みだけにして光を取り入れます。

吹き抜けがあれば、1階南側の窓からの採光は無くても良いので、通風に問題が無ければ1階はバルコニー分だけ南に張り出しても良いでしょう。隣家からの視線が気になるなら目隠し塀か垂れ幕を設けます。1階が寝室になるなら、布団干しは冬は室内、夏はウッドデッキになります。

洗濯物は2階で干すことになるので、洗濯機も2階に置きます。LDKに置けば動線は最短になります。
北側が道路になるので、気になる人はお風呂も2階にします。

採光や通風のために、勾配天井を設けて、隣家の軒よりも高い位置に窓を付けます。煙突効果が出るので、1階から勾配天井の窓まで風が吹き抜けるように計画します。

北側の1階は、玄関と納戸にしますが、南北に風が吹き抜けるように北側に窓を設けます。
北側の2階個室は寒くて暗いので天窓を設けて、光を取り入れます。夏は暑いので通風可能のタイプが良い。子ども部屋はここにします。暑い寒い部屋で良い。リビングにいつもいたくなるように仕向けます。

隣家に接する東西は、窓を設けても締め切りになってしまうので、壁にしてしまいます。
部屋はなるべく仕切らず、光と風が行きわたるようにします。

こうすると、北側2階の天窓以外は、普通の建具で済み安く上がります。特殊な設備とか、高価な建具とか、巨大な天窓などは高いしメンテナンスも大変になります。

日当たりと通風が良ければ、最近の家なら快適に過ごせます。あと、メンテナンスを考えたら、パーゴラやウッドデッキも極力木材を使わない方が楽ですが、アルミだとバカ高いので、パイプで作るなど工夫の余地があります。エクステリアに木を使う時は、毎年の塗り替えと3-5年ごとの作り替えを覚悟しなければいけません。

一番長く居るLDKが一番快適になれば、済み心地は良いでしょう。

2009年5月14日木曜日

売りやすい家を買うか、買いやすい家を買うか

今、不動産が値下がりしています。

買った土地やマンションの値段が下がれば、大打撃。
現金が必要になっても、ローン残高よりも値段が下がれば売ることもできなくなります。
このリスクだけを考えるなら、「買わない」か「売れやすい物件を買う」という事になります。
「売れやすい物件を買う」は簡単ではありません。同じ物が2つ無いのが不動産ですから、誰もが魅力あると思った物件が割安で出れば、すぐに売れてしまいます。というか、市場に出る前に買い手がついてしまいます。転売すれば儲かると確実にわかれば、プロが黙っている訳がありません。「不動産に掘り出し物は無い」と言われるのは当然で、掘り出し物は市場に出ません。という事で、目利きのプロが漁った後の残り物を買うしかないのが素人です。ここで「勝てる」、つまり転売益を得られるというのは、なかなか難しいわけです。勝とうと思うなら、プロはだしで差し押さえ物件や相続物件を手に入れる手段を開発しましょう。それができないのなら、デベロッパーが利益を吸い取った後でも残り汁がありそうな、都心の人気物件をいち早く手に入れるように画策すれば、「負けない」確率が上げられるでしょう。
勝ちは難しいと諦めるならば賃貸でリスクを減らし、柔軟に住み替えをしていく。

一方、資産の増減ではなく、ライフタイムバリューを重視する考えもあります。
買いたい土地を購入して、好きな建物を建て、生活を満喫するという考えです。自然、家族とのふれあい、趣味、、何がその人にとって大切なのかはさまざまなので、土地の選び方も変わります。趣味に走るほどに売れづらい物件となるはずですが、その土地が自分にとって一番と思って購入している訳ですから、相続するまでは売る必要が無い。となると、市場価格が上下しようとも生きている間は「関係ねぇよ」ですし、死んだ後の事は「知ったことか」とも言えます。ただ、子育てや老後の設計は必須ですよ。

そしてもう一つ。「買いやすい物件」を探して買う」という考え方。
さて、ここからは何が得られでしょうか?賃貸以上の何かが得られるでしょうか?もし得られる物が少ないならば、リスクを背負って投資するのはバカらしいですよね?易きに流れる場合は、慎重な検証が必要だと思います。もしからしたら、「買いやすい物件」が自分の生活ではとても価値のある物件になるかもしれませんし、不動産を購入しないという答えが出てくるかもしれません。

どれを選ぶのか、ぜひ、考えてみてください。

2009年4月28日火曜日

剣道 その後

剣道を始めた事を以前書きましたが、良い素振り場所をみつけました。子供部屋は梁が無い勾配天井だったので、ここなら思う存分竹刀を振る事ができます。左右の余裕はないので胴打ちは無理かな。そのほか、親世帯の吹き抜け部分もありましたが、家具もあってちょっと狭い・・・。

あと、我が家は音楽室もあります・・・って、大層な物ではなくて、カラオケ練習をお風呂以外でもできるように1畳の個室を階段下に設けただけの部屋です。昼間なら多少の大声をあげても、外にはあまり聞こえませんので、息子が気合の練習をする時に拝借しています。

今のところ素振りや足さばきのみなので、これで大丈夫。家で練習して、稽古では成果をチェックするようにして、早く上達したいものです。

2009年4月25日土曜日

二世帯住宅

二世帯住宅は大きく2つに分けられます。
・玄関も別々の完全二世帯住宅
・一部を共有する二世帯住宅

すべてを2つづつ持つ完全二世帯住宅は、アパートみたいなもので、いざとなったら片方を賃貸に回すこともできるメリットもあります。嫁と姑とのいさかいを心配するならば、完全二世帯・・・と思いがちですが、実はそれほどでもない事もあります。

間取りや設備を共有すればするほどコストは下がります。我が家の場合は、玄関と物置のみを共有にしてしまいました。
姑が子世帯への干渉を自制できる方ならば、水周りが別々であれば、料理、掃除、食材保管などの干渉がおきず、いさかいは起きないようです。
室内で行き来できると、孫は親世帯にも頻繁に顔を出せますし、留守中の洗濯物の取り込み、荷物の受け取りなどの助け合いや、ちょっと声をかけて食事を一緒にとる事も簡単です。

・玄関が共有でも、生活が競合する事も無いので、せいぜい靴箱のエリアを決めておく程度
・物置を共有にして、客用布団や電話なども共有しています。

これで2世帯が、普段は干渉せずに生活でき、使用頻度が低い物は合理的にシェアしてコストを抑え、助け合い、孫は行き来しやすい と、なかなか快適です。

共有二世帯の場合、電気・ガス・水道などのメータは別々につけられないようです。
そのため、トータルでの基本料は安くなりますが、費用負担などはよく話し合っておく必要があります。
我が家は折半が面倒臭いので、ガスと電話は親世帯、電気とCSテレビは子世帯と分担してしまいました。

バス・トイレ・洗面所

先日、「シャワーを浴びると便器がびしょ濡れ」という話を書きました。

限られたスペースで間取りを設計するとき、
バス、トイレ、洗面所、洗濯機の配置は結構悩ましいですね。

子どもの数が多く、女の子がいると、トイレや洗面台が占領されてしまうので、別々にしないと朝が大変になります。

一方、これらをワンルームにしてしまえば、広々と使えます。
最近、1階と2階にそれぞれトイレを置く家が多いので、片方だけ完全個室にしておくといった自由度が高まります。
考えられるパターンとして

A.バス + 洗面所&洗濯機&トイレ で2部屋
→トイレや入浴の介護に有利。車いすでの利用も余裕ですね。

B.バス&トイレ + 洗面所&洗濯機 で2部屋
→浴室床とトイレが共有なので、くつ下を脱いでトイレを使う事もあり得ます。
 反面、トイレの床が洗いやすいメリットもあります

C.バス&洗面所&洗濯機&トイレ で1部屋
→ガラスで仕切って使うと、お湯も飛び散らず広々と使えます。
 ユニットバスを使えないので、防水工事などお金がかかります。

などのパターンが考えられます。

我が家の場合、親世帯は介護対策でAを検討したのですが、トイレの使用頻度などに問題があり、結局完全個室となりました。しかし、将来介護が必要になったら、トイレと洗面所の間の壁を取り除き、Aにできるようにしています。また、浴室を1坪タイプにして、3枚扉を付け、浴室内での介護人の取り回しがしやすいようにしました。そのため、洗面所が狭くなってしまい、窮屈ですが、顔を洗ったり着替えたりするだけの場所なので、「まぁ、いいか」と妥協した次第。お風呂に入ればゆったりですから。

一方、子世帯は介護の配慮が不要で、浴室も小さめにして洗面所を余裕の大きさにしました。
4人並んで歯磨きできれば、混み合っても大丈夫でしょう。

また、二世帯住宅のように家に浴室が2つ以上ある場合は、思い切って片方をシャワーコーナーにしてしまうと、さらにスペースが節減できます。

2009年4月22日水曜日

土間の効用

ガレージや土間があると、ノコギリやペンキ塗りなど汚れ作業がやりやすいので、DIYも捗りますし土のついた物もしまいやすくなります。

玄関を広くするか、自転車置き場を兼ねた土間にするかがお勧め。
庭に置く物置は、場所をとるしせっかくの庭の景観も損ないます。
ビルトインガレージでも良いのですが、扉を付けられないと、収納物が砂埃まみれになってしまいます。

土間は作業場所であり、家の中と外との緩衝地帯にもなるので、汚れ作業をする人には何かと便利。私は、自転車いじり、芝刈り機の手入れ、泥のついた野菜洗いなど、便利に使っています。

2009年4月21日火曜日

安く建てる

住宅も「物」ですから、安くするための工夫はいくらでもあります。

安い材料、設備、建具を使う
作るのに手間がかからない設計にする
手間がかからない工法にする
セルフビルドをする

完全二世帯住宅のように補助金を受けられる構造にする
雨水利用などの助成金を得られるようにする
住宅ローンの優遇を受ける

などなど。

建売住宅の場合は、
同時に2棟以上建てて、重機を効率よく使う
同じ設計のものを2棟以上建てて、効率を上げる

など、さまざまな工夫をしています。でも、これはプロが考える事で、そのコストダウン分は値段に反映されず業者の利益に化けてしまう事も多い。

注文住宅で安くあげるための工夫は、予算と希望を先に伝える事。
そして、コンペをさせて一番良い提案を出してきたところに発注する。
といったところでしょう。これだと、採用されるために良い提案にする必要があり、それを予算内で実現するためにコストダウンを工夫する形になります。

あと、オプションはすべて高くつくので、本当に必要かを考えて捨てていくべきでしょう。
・実は効果がはっきりしない「汚れが着きづらいXX」とか、「高性能な○○」といった類の部材
・家電専門店で購入すればぐっと安く手に入るもの
・実はほとんど使わないもの
など、落とし穴がいくつもあります。
特殊な設備も値段が高い。

提案時に入っていなくとも、後で変えることもできますが、AをやめてBにしてもAの分が安くならない仕掛けが多いので、なるべく初期提案に入れさせるようにします。

あと、馬鹿にできないのが、バルコニーなどの金属製品。
格子などが数十万もしたりします。壁で良ければ壁で済ませてしまう。

収益不動産と自宅

高い住宅ローンを払って購入する自宅。資産価値の目減りはとても気になります。いざ売却するときに売れないと焦ります。一方で、住み心地、暮らし心地というのも大切です。
資産形成を重視するか、生活の質を重視するか という考え方によって、家選びは変わってきます。

ただ、この先少子化が進み、団塊ジュニアの住宅購入も一巡してくると、不動産の値上がりはかなり厳しいのではと思います。むしろ、高齢化により「実家」が余り出す。
いずれは子供に実家を引き継ぎたいと思っても、子供世帯は学区や地区とのつながりで、簡単には移れない。
売却して老人ホームにと考えても、住みながらの売却はオープンハウスが必要なので、嬉しくない。
しかも、家余りになると、安い価格でしか買ってもらえない。
結局、広い実家に老人だけで住み続け、相続のときに売却するというパターンは多いように見えます。

よほどブランド力がある地域か、都心の便利な商業地域でないと、売却は難しいのでは?と思えてしまいます。でも、そんな所は値段も高いし、住み心地も良いとは限りません。また、悲しい事に、日本では建物の減価償却が激しく、新陳代謝も激しいので、住宅を資産として売り抜けるのは難しいと思うのです。100年住宅なんて触れ込みで建設されても、生活様式が変わり、間取りが古臭くなってしまうという事もあるのです。

となると、安く広く買って楽しく住む。子供は学区内に借家させるか二世帯住宅にする。なんて選択肢になってくるのかもしれません。資産価値がある物件ならば、それを担保に借金をして収益不動産(賃貸物件)を別に購入するのが良いのではないでしょうか?

そして、長く住み続けたいならば、なるべく部屋は仕切らず、大きな空間を家具などで仕切って住むような形態が望ましいと思います。そして、2世帯でも住める配慮は、これからの少子化では考慮すべきことだと思います。

2009年4月20日月曜日

手間を惜しむ、手間を楽しむ

ずいぶんと家づくりなどについて書いてきました。アフェリエイトもしてないし、ただ好きで書いているうちに沢山書いてしまった・・・つまり趣味・道楽ですね。

趣味は手間を楽しむもので、仕事は手間を省くもの。
生活を楽しむというのは、手間を楽しむことでもあるんです。(強引かな)

たとえば・・・
最近、鶏ガラスープに凝っています。インスタントでは、塩で顆粒にする際に成分が何か飛んでしまっているのか濃厚なものにはならないし、塩分がきつい。ラーメン屋のスープは、必要以上に脂や臭みがあったりして、中年以上にはキツい。手造り鶏がらスープは、濃厚で脂分や塩分が最小限の健康的なスープなのです。でも、大抵の人は「そんな面倒なこと、やりたくない」と言います。
この味にハマったしまった私は、ウキウキと毎週スーパーで鶏がらを買占め、ついに名前まで覚えられるようになってしまいました。スーパーの鶏がらは「捨てる位ならば安く売ってしまえ」という値付けで、それを毎週買い込む私はよほどの物好き・・・らしいです。味は格別でヘルシー。カルシウム分たっぷりなので、子供の背も伸びるし妻のイライラも解消します。しかも安い。
圧力鍋でスープを作るのに1時間かかりますが、スープさえできてしまえばラーメンなら5分でできてしまいます。スープを作り貯めれば、1回あたりの調理時間は実は短くなります。つまり時間も損していません。要するに、鶏がらからスープを取る手間を好きになるかどうかのちがいです。私が「物好き」に分類されるうちは、鶏ガラが安く手に入るのでありがたい事だと喜んでます。

不動産も同じですね。
・通勤の徒歩時間を短縮するために高いコストを払うのか、徒歩通勤を楽しんでしまい安い土地と健康を手に入れるのか。
・補修が面倒だと必要以上のSPECの家をたてるか、家をかわいがるとい意識であちこちを眺め手を入れていくのか。
・家の設計が「面倒だ!」と建売やマンションを買うか、人生設計も含めて考え抜いてその後の生活も変えていくのか
・庭の草抜きが面倒だと草ぼうぼうにしてカーテンを閉め切るか、草木に手を入れて部屋からの景観を楽しむか
どちらが人生の価値が高いでしょうか?人生、時間は限られていますが、幸せな時間になるか無駄な時間になるかは本人次第なんです。将来お金を増やす物に投資すべきなのと同じように、幸せが増える事に時間を使うのは、同じ事のように思えます。手間を楽しみつつ倹約するというのは、ダブルで嬉しいと思うんです。

毎日の料理もそうですが、一生に何度も無い家づくりこそ、面倒くさがらず楽しんだ方が絶対に得ですよん。

最近、不景気で家食が流行り、ホームセンターもにぎわっているとのこと。お金を使うより、手間を楽しんでしまえという、生活回帰のご時世です。その「ひと手間」を何に活かすか、ぜひ考えてみてくださいね。

2009年4月19日日曜日

シロアリ対策

「床下があぶない」を改めて読み直して、
「あぁ、しまった!」を思った事が何点か出てきました。

それは、
・カーポートやのウッドデッキ下のコンクリートと建物基礎との縁を切らなかった
・基礎に化粧モルタル塗りをしてしまった
・基礎の配管穴について何ら考慮してなかった

という事です。

当時は理解していなかったので軽視してたのですが、読み直してみてようやく意味がわかったんです。

1.通常、シロアリは地表に出て来れません
 なぜなら、地表は乾燥しているし、天敵が多いから
2.しかし、地面をコンクリートで覆うと、コンクリートの直下まで上ってくることができる
 湿気が保たれ、天敵も来ないから
3.日当たりが良いとコンクリートが温まり、蓄熱され、地温も上がるのでますます上ってくる
 基礎を暖める構造のソーラーシステムや、
 南向きのカーポート、玄関などがこれに当る
4.上ってきたシロアリは、コンクリートに沿って動き回り、ひび割れや隙間があると
 そこから上に上がっていく

そう、カーポートや玄関ポートが3にあたります。
で、こういったものは、基礎工事の後に作られるので、コンクリートを打ち継ぐので、
基礎との間に必ず隙間ができます

そして、この隙間が表から見えないと・・・そのまま家の土台にシロアリがあがっていく。
隙間が見えていれば、シロアリは蟻道を作るので、大事に至るまえに発見できます。

また、基礎にモルタルを塗っていると、老朽化してひび割れたとき、
その隙間の中をシロアリが上っていき、土台に至ります。
また、せっかくベタ基礎でシロアリを防いでも、配管穴から進入されることもあります。


南向きの玄関やカーポートはシロアリを呼び寄せる物という事
もしシロアリが来ても、知らない間に土台に至らないように発見しやすくする

そして我が家は、カーポートと基礎の一部がつながっているし、
玄関ポーチと玄関が密着しています。
そして、基礎には化粧モルタルが上塗りされています。
あぁ、しまった。

という事で、監視を怠らないようにする手間が出たわけです。

シロアリは太陽の光を嫌う・・ので、見えないところを動きたがります。
なので、見えない経路を作りづらくするのが大切。

そして、コンクリートの打ち継ぎは、格好の通路になるということ、
ぜひ覚えておきましょう。

2009年4月17日金曜日

やらざるを得ない仕掛け

以前、コペンハーゲンの安宿に泊まったとき、思わず「やられた!」と叫んでしまった事があります。
それは、バスルーム。

安くするためにバスタブ無しの部屋にしたのですが、なんとシャワーカーテンが無く、しかも便器に向かってシャワーが噴き出すレイアウトになっていました。
シャワーを浴びると、便器も周辺の床もずぶ濡れ。
裸でないとトイレが使えなくなってしまいます。

「オヤ?」と思ったのは、当然そうなる事は織り込み済みで、ドアの下に水返しの仕掛けがありました。
そして・・・・、その横にはゴムのスクレーパーが置いてあります。
「これは・・・何?」「あ、やられた!!」
そう、ずぶぬれになった便器や床の水滴をこれで排水溝に流しこめという事なのです。
丁寧にやらないと、濡れたままになり、トイレが使えない。
そして、水滴を残らず排水溝に寄せるために何度もスクレーパーでなぞると・・・床も綺麗になるのです。

シャワーを浴びる→便所がズブ濡れ→スクレーパーで水掃き→結果的にトイレ掃除をお客がやる

という図式。いや、これは頭が良いと関心しましたが、やらされる方はやっぱり「やられた!」でした。

掃除って、サボリ始めると、防衛反応からか感性が鈍ってきて汚さを感じなくなってくるようですね。
絶対に掃除せざるを得ない、という状況にならないと、「ま、後で良いか」なんて事に・・・。
そんな人には、こんな仕掛けも良いのでは?なんて思います。

ちなみに我が家では、泥汚れの子供服をお風呂場に置いておいても、入浴後に全く綺麗になってません。
泥服を床に敷いてシャンプーとかすれば良いだけなんですけど、なんでなんでしょうね?

2009年4月15日水曜日

不動産チラシ

マイホームプランナーを販売しているメガソフトさんから、不動産チラシ作成ソフトが発売されました。

不動産を売るとき、チラシにはお世話になります。
大抵は、不動産屋さんの営業担当が製作します。過激なチラシで有名な某S社さんには、いろいろと胸躍るようなコピーのテンプレートがあるようです。

以前紹介した麻布スタイルさんでは、チラシやレインズ登録情報に入れるべき事を、こと細かに教えてくれています。売る不動産が無くとも、一読に値します。

私は、かなり参考にさせてもらいました。そして、売れました。

ひさし

屋根の庇は大事です。建て物の壁や敷地を雨の湿気から守ってくれます。
窓の庇は、雨の日でも窓を開けられるようにしてくれますし、余分な陽光を遮ってくれます。
玄関の庇は、家族やお客様を濡らさない心配りです。

と、書きながら、我が家には庇がほとんどありません。敷地ギリギリなんですよ、家の大きさが。
夏の日差しを遮るのは、忘炎メッシュシート。。ま、これはこれで面白いから良いか。

剣道と家

息子と剣道を始めました。まだ「すり足」練習中ですが、、

しまったと思ったのはリビングにある表わしの梁。竹刀を素振りするとぶつかるのです。
勾配天井にしているので、天井にはぶつからないのですが、梁は盲点でした。
洗濯物を干すには便利な梁ですが、梁にぶつからずに素振りする場所を探さないと。。。

さらには、フォームを矯正するために鏡張りの壁が欲しくなってきます。

フローリングと勾配天井の組み合わせって、スタジオや道場みたいに使えるんですね。
空間は上に広くとっておくと、ツブシが効きます。

あぁ、でも防具を買ったら、どこに置こう・・・・・
家を建てる時には、自分が剣道を習い始めるなんて考えもしなかったので、全くの計画外。

人生、何があるかわかりません。
つぶしが効く、余裕か、何かを捨てる思い切りが必要です。はい。

2009年4月14日火曜日

机と個室

先日、キッチンに妻の机を置きました。子供のお古ですが、食器棚の横にぴったりと収まりました。
ガス台の向かい側なのですが、無線LAN付きノートPCを置いたら、ネットレシピを見たり、家事の合間にチョイ仕事やメール打つのにも便利に使ってます。

これで、我が家のLDKには家族全員分の机が置かれる事となりました。
一人一つの机がLDKにあるって、そうそう無いのでは?

というのも、子供部屋を極端に狭くして、「勉強はリビングで」としたからです。

私、子供時代に自室の机でちゃんと勉強した覚えがありません。深夜、仕方なく机に向かったりしましたが、深夜だったらリビングでも良い。なので、LDKに机なのです。

でも、建築家には「テレビを見ている横で勉強させるのはかわいそう」と言われたりします。本当?
社会人になってからの勉強は、喫茶店、電車、図書館のような、他人の目がある所の方がかえって集中できました。会社だって個室は望めませんし、都心では自動車通勤もままなりません。

つまり、日本人の人生のうち、「個室」で勉強や仕事をする方が本来珍しい。
いや、「個室」でないと集中できないとなると、会社勤めは難しくなりませんか?

個室って、女の子の着替えや、寝るときの秘め事のためにあれば良いのではないでしょうか?となると、書斎も不要です。
「勉強のための個室」って、いつ、誰が決めたんでしょう?住宅メーカーが「お子さんの受験のために、個室が必要」って、囁き続けた結果では?なんて思います。

リビングで勉強していると、環境が良いので心地良いし、家族の視線もあるので実は気が抜けません。
親も安心です。何も悪い事が無い。気を使うなら、テレビはヘッドホンで聞けば良い。冷暖房も一部屋で済む。机さえあれば、何も不自由ありません。

「小ぎれい」と「小汚い」の差

小ぎれいになる前に、「小汚い」を卒業する必要がありますね。
私もそうです。

小汚いをまず手早く、こまめに排除できるようにする
「とりあえず、捨てる、片付ける、掃除する」で、ぐんぐん綺麗になっていきます。
順番が大事です。
まず捨てる。不要な物を減らすと、見渡しが効くようになります。
掃除をする前に片づける。物とゴミが一緒になりません。


小汚い・・につながるのは
■清潔
体液鼻水などが付いた生理的な物が放置されている
ほこり、フケ、髪の毛などが落ちている
食品が放置されている
手垢がついている
水垢がついている

■物
余計な物がある
用途別に整理されていない
大きさ、色、別に整理されていない
色が統一されていない
形が統一されていない
床に物が置かれている

■過程
やりかけの物が置いてある
使いっぱなしの物が置いてある
脱ぎっぱなしの物が置いてある


・ゴミは即座に拾って捨てる
・部屋を移動する際に、必ず片づけものを持ってから移動する

さらに、
・何かを始めたら、一区切りするまで中断しない
・一区切りしたら、即片づけてリセットする

これだけでも習慣になると、ずいぶん違います。

でも、気が焦っていると、こんな事もできなくなってきます。
私はよく妻を叱ってしまいます
「半端なところでやめるな!」
「寝室行くならこれ持って行け」
「ゴミ拾えよ!」

自分もやっている上で、叱ってますが、いけませんね。やる気を失わせてしまいます。
もっと、良い指導方法があるはずです・・・できた事を褒めるのが基本です。
なので、その前に「戦略的に落ち着く」

余裕を持たせるためには、何をすべき、何をしないべきなのかを考えて時間を作り出す。
結局、小ぎれいは、頭と時間の使い方で手に入れるものなのですね・・・

2009年1月31日土曜日

敷地の利用

最近、注目してるのが、家の敷地利用。家を建てるとき、隣家との境界まで50cm以上離すことが民法で定められているので、必ず発生する「余地」です。大抵、日当たりは良くなく、狭く、草ぼうぼうになっていたりしますが、坪○○○万円で買った貴重な土地である事は変わりありません。勿体無いですよね。

無理やり自転車などを置く方もいますが、手前に物を置くと奥に入れなくなり、使いづらいです。のり代のような余地には余地の使い方があると思います。

隣家との間に目隠し柵があれば、床近くに窓を設け、坪庭的に飾り、部屋の一部として景観を取り込んでしまうのも一手です。なぜ、床近くに窓を設けるかというと、坪庭を見下ろす形になるので隣家からの視線が部屋に入らなくなるからです。和室だったら、雪見障子みたいにすると格好良いですね。

耐陰性のある植物を植えて庭にするのも良いかも。狭いので、ひざ丈以上の植物は植えないのが、楽しめるコツだと思います。建物が和風であれば、料亭のアプローチみたいな感じに仕上げると粋でしょう。ちょっと薄暗い感じの方が高級感が出ると思いませんか?洋風で明るい外壁だったら、ヨーロッパの街の小道風かな。部分的に石畳にして、所々にオブジェや花を飾ってみるとか。

趣味のスペースにも使えるかもしれません。細長いのでレールを敷いて、ミニ列車を走らせるとかはぴったりですね。人工芝を敷いて、パット練習場にするというのもありか?50cm幅の窮屈な姿勢ではパットも難しいかな?

あと、幅が狭くても、かなり長い物が収納できます。格納庫を作り、キャスターをつけた台車に物を乗せて出し入れします。ウィンドサーフィンのボードとマスト、折りたたみ式のボート、アマチュア無線のアンテナなど。

犬が駆け回れるようにロープを置くというのもありか?隣家に侵入して庭を荒らさらないよう、塀は必要でしょう。ハムスターが走るチューブを設けるのもありかもしれません。

いずれも、隣家接する土地なので、理解と了承が必要です。もしかしたら、同じ趣味を持つお隣さん同士で、1m幅の共有パット練習場が実現できるかも!?

利用方法が無い場合は、化粧砂利を敷き、月に一度芽を引き抜けば雑草を抑えられます。時々歩いているうちに、何か利用方法が思いつくかもしれませんね(笑)。

2009年1月30日金曜日

雨水利用

今日はすごい雨。空だった我が家の半自作の雨水タンクも、数時間で満タンになりました。
「半自作」というのは、ホームセンターで買った雨水タンクは、ゴミ除けが貧弱だったので、ペットボトルにゼオライトを入れたろ過器、洗濯ネットを転用したゴミ除けフィルターを雨どいに仕込んでホースで導水するようにし、付属の簡易蛇口には安売りしていたホースリールのソケットを加工してとりつけたのです。
ホースリールは必要な時に接続して、ベランダから庭までホースを垂らします。2階のベランダに設置した簡素なタンクですが、水圧もあり庭の水撒きに重宝しています。

実は、この雨水タンク、100円ショップで買った活性炭フィルターを通してタンクに雨水が入るようにしていたのですが、フィルターを通るのに水圧がいるらしく、雨水をほとんど通していませんでした。まさに蛇足。久しぶりの雨で、たまたま自宅にいたので、検証できた次第です。自作は手間もかかりますが、プチ発明でもあるので、楽しみながらやってます。

雨水は、トイレの流し水に活用できると、家計にも防災にも良いのです。しかし、水道水の汚染防止とか、タンクの雨水が涸れた時の対策とか、タンクからの揚水とか、まぁ、いろいろ必要になってきます。
屋根庇下とか、トイレの壁に設置できる雨水タンクができると、ポンプも不要なので、コストも安くなりそうなんですが、雨どいメーカーさんとか、便器メーカーさんが開発してくれないもんでしょうか?最近の便器は汚れづらい光触媒とか使っているので、雨水でも汚れないと思うのですが?

便器メーカーさんは、節水を競ってますが、天水利用は劇的に水道水を使わないので、差別化になると思うんですけど。

2009年1月29日木曜日

雄伏の時、、プランを練ろう

銀行がお金を貸してくれない、良い物件が無いというならば、プランを練るのはどうでしょう?

ライフプラン、フィナンシャルプラン、住宅プラン、
考えるべき事は多々あります。

先が見えない今こそ、足元をみつめ、自分が何をめざすべきか、考えてみるのです。

2009年1月28日水曜日

売り時買い時

安い時に買い、高い時に売る が売買で儲ける鉄則です。
さて、不動産を買おうという時はどうでしょう?

買い替えの時は、売ってから買うので、実は「不動産市場が安くなると、新しい家が買えない」という事もあり得ます。

また、住宅ローンが借りづらくなれば、買いづらいですね。銀行が資金不足で貸し渋るとか、将来の職業不安があるとかです。不景気だと、買うのが難しいので、売るのも難しくなるのです。

今、不動産が安いからといって儲けるのはそう簡単では無いのです。

サブプライムローンが破綻したのは、「不動産は上がり続ける」という幻想を煽った金融機関がいたからでした。貸し手もひどいですが、借り手も浮かれていました。

さて、日本ではマンションが売れなくなってものすごい事になっています。新築マンションの3割も埋まっていないなんて所もみかけます。このままいくと一体どうなるんでしょうね?管理費とか修繕費とか、負担が3倍になったりして・・・。

日本の住環境は決してレベルは高く無いのですから、こんな時期にこそ、住環境改善ニューディール とかを打ち出してもらいたいですね。私の発案ではなく、大前健一さんがはるか昔に提唱しています。
同じコストで入手できる住宅の質・広さを倍以上にする。町の景観を良くする。住宅ローンに付く団体保険に失業保険もつける。など、できる事は多々あります。個人住宅が増えれば、波及効果は大きいし、国民の満足度も高まり、人口増加にもつながるかもしれません。

環境ニューディールは、エネルギーを浪費している米国だからこそインパクトが大きい政策なのです。日本はすでに、世界の中でも温暖化ガス排出は最低レベルでしょう。欧州は石炭発電が多いので、これを自然エネルギーに切り替えるだけで相当な排出削減につながります。日本は、すでに天然ガスに切り替え済みなので、原子力にでもしなければ減らすことができません。

この国をどう豊かにしていくのか?政治にビジョンが無い限り、外交でもやられ、生活も豊かにならず、景気も悪化、という暗い状況を今の不動産市場が反映しているように思えます。今は「売れない時・買えない時」です。

2009年1月24日土曜日

インフルエンザ・パンデミック

新型インフルエンザの対策が日々報道され、ついには映画にまでなっています。SFの世界のような防御服を自治体が導入したり、250万人が亡くなる予測とか、尋常じゃ無い話が出回っています。

厚生労働省が出しているガイドラインは一度読んで、正しい知識はつけておく事をお勧めします。
さて、そのガイドラインでは、新型インフルエンザが大流行した際は、2週間は外出を控え、食料を備蓄する事を推奨しているそうです。地震のときは3日分だったのに、インフルエンザは2週間とは・・・長いです。

幸いなのは、家が倒れる事は無いし、水道やガス・電気は供給されるはずなので、重い食料を担いで避難する必要は無く、家にいれば良いという事ですね。

流行が始まっても、ウィルスがなかなか発見できなかったり、発見されても治療法が確立できなかったり、ワクチンを作れるようになっても6ケ月はかかる と言われているので、本当に2週間で済むのかとも思うし、食料が尽きれば感染リスクがあろうと買い物には出かける事になるでしょう。
また、糖尿病のように薬を切らせない病気の場合は、もっと大変です。

パンデミック対策は、ウィルスに感染しても自己治癒できる体力をつけ、生活習慣病を防止する健康管理がまず第一のようです。普通のマスクを多目に備蓄して、ゴーグルも家族分そろえておくのが良いでしょう。

2週間分の食料備蓄は、常備しつつ賞味期限を管理するのは結構大変ですね。穀類は種の状態だと保管が効き、粉になるともちません。家庭用精米機を導入して、籾殻着きの米を備蓄するのが良いかもしれません。殻着きのソバと石臼の組み合わせも考えましたが、非常食の更新の時は2週間毎食ソバとなるのかと思うと、ちょっと辛いですね。何回食べても飽きないものとなると、お米が一番のように思えます。

2009年1月22日木曜日

太陽光発電

今年度から、太陽光発電への政府補助が復活するそうです。欧米に遅れているうちに、日本の太陽電池産業が欧州に抜かれてしまったので、大歓迎なお話です。何でも200万円の設置コストのうち、政府から1割、自治体によってはさらに1割程度補助される模様です。発電して余った分は電力会社にも売れるそうです。太陽光で発電するって、「タダなものから収穫が得られる」釣りや畑の収穫みたいに、楽しいですね。

太陽熱利用も、日照があって毎日お風呂に入る日本人には向いています。
お風呂を沸かす光熱費の半分以上をまかなえるそうですし、以前にくらべて太陽熱温水器の性能も、耐久性も上がってきて使いやすくなっているようです。

初期費用や交換部品などを考えると、今は収支がとれるか微妙ですが、
災害時の電源や熱源にも使えるので、防災対策兼用で考えると良いかな。

太陽光や太陽熱の利用は、南側に日のあたる屋根か設置スペースが必要になります。

我が家の場合、ちょっと問題。勾配天井のおかげで南向きの屋根が小さく、かつ勾配天井の影が落ちてしまいます。その代わり、部屋に日差しが差し込み、冬場でも昼間の暖房は不要になる位暖かくなります。これは、太陽熱で直接部屋を暖めている訳です。これだと、設備費もメンテナンス費もかかりません。ダイレクトゲインと言うそうですが、陽のあたる所に石などを敷き詰めて暖めると、さらに暖かさが継続します。

ゴムチューブやペットボトルで、お風呂のお湯を暖める温水器を自作されている方もいます。
我が家の場合屋根への設置は難しくても、南向きの壁面やカーポートの屋根なら設置できるかもしれません。私が注目しているのは、ゴムチューブで不凍液を暖め、浴槽に敷いた熱交換シートの間を太陽電池で駆動するポンプで循環する法式です。これだと、水道の水圧が無くとも浴槽に張った水をお湯にできますし、装置の重量も軽いので設置場所が自由に選べそうです。いつかは作りたい・・・。

環境に優しく懐にも優しく、災害の時にも安心。そんな自然エネルギー利用が、もっと手軽に家庭で使えるようになると良いですね。