私、カーテンが嫌いなんです。
スッキリした部屋にしたいとき、ヒラヒラのカーテンやカーテンレールは部屋の線を乱します。レースカーテンだと、風が通らないので夏場はちょっと辛いですね。ホコリが出るし、風を通さないし、どうも好きになれません。断熱性能が高いペアサッシになって、一層役割が薄まったと思います。
建築家は、障子をよく使います。光を通しながら視線を遮るので、それなりに便利です。また、天井と窓の上辺と庇をスッキリと一直線に結びつつ、目隠しをしたい時は、障子か高価な液晶ガラス位しか手段はありません。ただ、遮光するには雨戸を付ける必要が出ますし、障子は風を通してくれません。
その代わりに使うのが、ブラインドとロールスクリーン。ブラインドは定尺だとお手頃な値段で入手できるし、羽の角度で日差しや視線をコントロールできるし、風も通します。IKEAでは白木のブラインドを売っているので、これだと和室にも合います。窓の正面が隣家や電柱だったりするとき、ブラインドの羽の確度を調節して空だけが見えるようにしたり、地面だけが見えるようにしたりと、視線の調節が自在です。
あと、上下に開閉するローマンブラインドも窓の上を隠したい時に便利です。我が家だと、1階の窓から見える景色のうち、塀越しに見えてしまう隣家を隠してしまっています。
ロールスクリーンは、高窓の日差しを遮りたい時に利用しています。紐を延長すれば、高い位置の窓でも簡単に開け閉めする事ができます。ブラインドでは完全に遮光できないので併用することもあります。
窓は部屋の中と外をつなぐ場所。これをどうつなぐかは、カーテンよりもブラインドやロールスクリーンの方がこまめに調整できるんです。御一考を。
何か変だぞ日本の不動産業界 両親と同居するために、自宅を売り、住宅を建てる そんな、誰でも体験しそうな事を実際にやってみると、出るわ出るわ いろんな問題や疑問。業界の常識は世間の非常識、素人なりの視点から、業界を震撼(?)させてみたいと思います。
2010年3月15日月曜日
勾配天井の使い道
勾配天井ってご存じですか?
傾いた天井の事です。不良建築みたですけど違います。床が傾いていると大変ですけど、天井は傾ける事ができます。天井裏をなくして屋根に沿って天井を高くするのが、一般的な勾配天井です。
メリットは、吹き抜けと同様、広々と感じられ気持ちが良いこと。
また、南側に向かって天井を高くして高窓を付ければ、日差しが部屋の奥まで届きますし、煙突効果で部屋の熱気を高窓から追い出す事もできます。キャットウォーク(通路用渡し板)を設ければ、ちょっとした冒険気分で部屋を見降ろせますし、夏は涼しくすごす事ができます。
さらに、わがやの利用方法は洗濯物干し。
洗濯物は屋根付きバルコニーに干しても、風が吹けば濡れてしまいます。部屋に干せば、部屋が狭くなってしまいます。しかし、勾配天井で高くなった部分に洗濯物を干せば、これが解決。共働きにはありがたい存在です。我が家ではキャットウォークの手すりを兼ねた、物干パイプを取り付けています。いちいち昇り降りしていたら大変なので、二股棒で、洗濯物をヒョイヒョイとかけたり外したりしています。子ども達も楽しんでお手伝いしてくれています。
居心地の良さを目指して勾配天井のリビングを作ったら、洗濯物だらけ・・。これも現実です。でも、高い位置に干すと室内でもよく乾くし、目の高さより高いのでそれほど煩わしくないんです。
傾いた天井の事です。不良建築みたですけど違います。床が傾いていると大変ですけど、天井は傾ける事ができます。天井裏をなくして屋根に沿って天井を高くするのが、一般的な勾配天井です。
メリットは、吹き抜けと同様、広々と感じられ気持ちが良いこと。
また、南側に向かって天井を高くして高窓を付ければ、日差しが部屋の奥まで届きますし、煙突効果で部屋の熱気を高窓から追い出す事もできます。キャットウォーク(通路用渡し板)を設ければ、ちょっとした冒険気分で部屋を見降ろせますし、夏は涼しくすごす事ができます。
さらに、わがやの利用方法は洗濯物干し。
洗濯物は屋根付きバルコニーに干しても、風が吹けば濡れてしまいます。部屋に干せば、部屋が狭くなってしまいます。しかし、勾配天井で高くなった部分に洗濯物を干せば、これが解決。共働きにはありがたい存在です。我が家ではキャットウォークの手すりを兼ねた、物干パイプを取り付けています。いちいち昇り降りしていたら大変なので、二股棒で、洗濯物をヒョイヒョイとかけたり外したりしています。子ども達も楽しんでお手伝いしてくれています。
居心地の良さを目指して勾配天井のリビングを作ったら、洗濯物だらけ・・。これも現実です。でも、高い位置に干すと室内でもよく乾くし、目の高さより高いのでそれほど煩わしくないんです。
2010年3月11日木曜日
車置き場
せっかく自宅を持つならば、車も置きたいと思うのが人情です。
玄関に近いほど荷物の出し入れが楽になるし、アウトドアの趣味を持つ方は倉庫に近いと、泥のついた荷物も出し入れがしやすくなります。洗車をするなら水栓やコンセントも備えておくと、楽でしょう。排水も配慮して下さいね。その位は工務店も配慮してくれます。
車は小さくないので、車の置き方は1階のプランに大きな影響を与えます。
ビルトインガレージにすると、床面積も増えますし、3階建て扱いになったり、いろいろコスト高になりがちです。そこまで車にコストをかけるのか、考える必要があります。また、建物は隣地と50cm以上離す必要がありますが、車だけを置くなら境界ギリギリに置いても良いのです。スペースの有効利用でも不利なんです。
また、南向きの家だと冬は車が日向ぼっこをしてしまい、1階の日差しを遮ってしまいます。さらに屋根をつけてしまうと、一層日差しを遮ってしまいます。これは勿体ないですね。二世帯住宅なら、なおさらです。私は車より居間の居心地を大切にしたいです。
家の前に車を置く場合、工務店は「車を入れやすいから」と縦列駐車のように道路と平行に駐車するプランをよく提示します。確かに入れやすいかもしれませんが、ハンドルを切って車の頭を入れるために、余計なスペースが必要で、車置き場が敷地幅一杯になり、庭を作れなくなってしまう事が多いです。
道路と直角に車を入れると、道路を使って転回するので、スペースは車の分だけで済みます。残りは庭にできますね。幅もとらないので、家に落ちる車の日陰も少なくなります。この場合、ぜひ留意して欲しいのは、隅切りをしておくこと。ハンドルを切りながら出入りするので、入口だけは1mだけ幅広くするのです。これだけで、切り返しせずに楽に車を出し入れできます。角地なら出入り口を角にするのも手です。
舗装せずに轍部分のみタイルやブロックにしておき隙間に玉竜などを植えれば、車がいなくなれば庭の一部になってしまいます。そして、車置き場の上を屋根ではなくてパーゴラにすれば、緑も楽しめます。
あと、車を足場に2階に侵入されたり、車の陰に隠れて1階の窓を破られないように配慮しておいた方が良いでしょう。
我が家は頭をひねって、車を2台置きながら1階へのインパクトを最小にして、庭も設ける事ができました。整形地なので周囲に同じ条件の物件が並んでいるのですが、これが実現できている家は他に見当たりません。
また、車イスに備えて玄関ポーチをプラットフォームのように使い、車への乗り降りの段差を減らす事も配慮しています。車がスライドドアだと、こんな芸当もできるのです。
車の置き方って、工夫が沢山できるんです。
玄関に近いほど荷物の出し入れが楽になるし、アウトドアの趣味を持つ方は倉庫に近いと、泥のついた荷物も出し入れがしやすくなります。洗車をするなら水栓やコンセントも備えておくと、楽でしょう。排水も配慮して下さいね。その位は工務店も配慮してくれます。
車は小さくないので、車の置き方は1階のプランに大きな影響を与えます。
ビルトインガレージにすると、床面積も増えますし、3階建て扱いになったり、いろいろコスト高になりがちです。そこまで車にコストをかけるのか、考える必要があります。また、建物は隣地と50cm以上離す必要がありますが、車だけを置くなら境界ギリギリに置いても良いのです。スペースの有効利用でも不利なんです。
また、南向きの家だと冬は車が日向ぼっこをしてしまい、1階の日差しを遮ってしまいます。さらに屋根をつけてしまうと、一層日差しを遮ってしまいます。これは勿体ないですね。二世帯住宅なら、なおさらです。私は車より居間の居心地を大切にしたいです。
家の前に車を置く場合、工務店は「車を入れやすいから」と縦列駐車のように道路と平行に駐車するプランをよく提示します。確かに入れやすいかもしれませんが、ハンドルを切って車の頭を入れるために、余計なスペースが必要で、車置き場が敷地幅一杯になり、庭を作れなくなってしまう事が多いです。
道路と直角に車を入れると、道路を使って転回するので、スペースは車の分だけで済みます。残りは庭にできますね。幅もとらないので、家に落ちる車の日陰も少なくなります。この場合、ぜひ留意して欲しいのは、隅切りをしておくこと。ハンドルを切りながら出入りするので、入口だけは1mだけ幅広くするのです。これだけで、切り返しせずに楽に車を出し入れできます。角地なら出入り口を角にするのも手です。
舗装せずに轍部分のみタイルやブロックにしておき隙間に玉竜などを植えれば、車がいなくなれば庭の一部になってしまいます。そして、車置き場の上を屋根ではなくてパーゴラにすれば、緑も楽しめます。
あと、車を足場に2階に侵入されたり、車の陰に隠れて1階の窓を破られないように配慮しておいた方が良いでしょう。
我が家は頭をひねって、車を2台置きながら1階へのインパクトを最小にして、庭も設ける事ができました。整形地なので周囲に同じ条件の物件が並んでいるのですが、これが実現できている家は他に見当たりません。
また、車イスに備えて玄関ポーチをプラットフォームのように使い、車への乗り降りの段差を減らす事も配慮しています。車がスライドドアだと、こんな芸当もできるのです。
車の置き方って、工夫が沢山できるんです。
2010年3月8日月曜日
家具の無い家
新築の家って、とても素敵に見えます。それは、家具が運びこまれていないから。
スッキリした空間は、本当に気分が良いんですよね。
物が何も無い空間は、刺激が少ない分、創造力が働くように思えます。そして、一枚の絵をかけても引き立つんですよね。
素適な家って、壁が広く見える家だったりもします。
私は「見せる収納」が苦手です。どうしても「機能」で物を選んでしまうので、外見がばらばらな物たちが家の中に沢山ありますから。できるだけ見えないようにしまっています。食器棚のガラス扉も、安全も兼ねて板で塞いでしまいました。でも、どうしでも部屋の中に出てきてしまう物たちは、、白い物だけを買うようにして、段々色の統一を図ってきました。ハンガーも、選択バサミも、ブラシも、白を選んで買う。そんな事でも、だいぶすっきり感が出せるようになってきました。
窓の外の景色が楽しめるよう、窓ガラスも磨いておきます。
そうして、すっきりしていくと、外から見られても恥ずかしく無い部屋になっていきます。
隣家に対して「覗かれた!」、「見下ろされた!」と神経質になる前に、「別にみられたって恥ずかしくないもんねー」となれば、カーテンを開けて外の景色を部屋に取り込む事もできますし、素適な部屋が町の風景にもなっていく訳です。
この逆は、物が部屋に溢れる家。窓の前にまで家具や物がはみ出していたり、物置きや引き出しから物がはみ出して扉が閉まらなくなっているってのは、論外です。ちらかっていると、物探しに時間かかるし、なんだか人生を損したような気分になってきます。
すっきりすると、頭の中も整理されてとても心地良いですよ。ぜひお試しを。
スッキリした空間は、本当に気分が良いんですよね。
物が何も無い空間は、刺激が少ない分、創造力が働くように思えます。そして、一枚の絵をかけても引き立つんですよね。
素適な家って、壁が広く見える家だったりもします。
私は「見せる収納」が苦手です。どうしても「機能」で物を選んでしまうので、外見がばらばらな物たちが家の中に沢山ありますから。できるだけ見えないようにしまっています。食器棚のガラス扉も、安全も兼ねて板で塞いでしまいました。でも、どうしでも部屋の中に出てきてしまう物たちは、、白い物だけを買うようにして、段々色の統一を図ってきました。ハンガーも、選択バサミも、ブラシも、白を選んで買う。そんな事でも、だいぶすっきり感が出せるようになってきました。
窓の外の景色が楽しめるよう、窓ガラスも磨いておきます。
そうして、すっきりしていくと、外から見られても恥ずかしく無い部屋になっていきます。
隣家に対して「覗かれた!」、「見下ろされた!」と神経質になる前に、「別にみられたって恥ずかしくないもんねー」となれば、カーテンを開けて外の景色を部屋に取り込む事もできますし、素適な部屋が町の風景にもなっていく訳です。
この逆は、物が部屋に溢れる家。窓の前にまで家具や物がはみ出していたり、物置きや引き出しから物がはみ出して扉が閉まらなくなっているってのは、論外です。ちらかっていると、物探しに時間かかるし、なんだか人生を損したような気分になってきます。
すっきりすると、頭の中も整理されてとても心地良いですよ。ぜひお試しを。
2010年3月4日木曜日
二世帯住宅っていいですよ
核家族化が進むって、いろんな歪みが出てきます。育児も介護も家族でまかなえないし、離婚が増えているのも人づきあいが苦手な人が多くなっているのも、家族に揉まれていないからじゃないかとも思います。嫁姑の関係は辛いものもありますが、学ぶものも沢山あります。家族の中で性別の違い、年齢の違い、それぞれで軋轢が生まれ、理解も生まれるからこそ、社会性も身につくのではないかなぁ・・・・と最近思います。
現実は、子ども部屋が残る実家に年老いた両親が住み、都心のマンションに子育て世帯が住む人が多い。これだと、育児の手伝いをしてもらうのも大変だし、老人だけの住まいも寂しいし心配です。何よりも、広い実家が勿体無いですね。
さて、そんな核家族にとって、同居はかなり敷居が高いので、二世帯住宅は結構良い選択だと思います。二世帯住宅には、3タイプあります。
①完全独立型
玄関も別々。アパートと同じように全く独立した部屋になっている。一旦外に出ないと行き来はできない。
②一部共有型
主に玄関だけ共有するタイプ。水回りなどは2つづつにある。
③同居型
ほとんどの施設を共有するタイプ。キッチンのみ2つ設けるなど、「譲れない」部分のみ独立させる。
税金対策上は、①が有利です。また、片方の世帯がいなくなった場合、貸出をする事もできると言われています。③は同居に近いですので、同居並みのコミュニケーションが欠かせません。
私のお勧めは②です。玄関経由で行き来できるし、それとなくお互いの様子もうかがえます。玄関でハチ合わせする事って、実はあまりありません。いざこざは、水回りで起きがちなので、ここが独立していると、ほど良い距離感で2世帯が過ごすことができるように感じます。親世帯が天に召した後は、子育てが終わったら子世帯が親世帯の住居に引っ越して、子どもを招き入れると、ずっと住み続ける事ができますし寂しくもありません。ぜひ、①並みの税制優遇が受けられるようにしてほしいですね。
さて、二世帯住宅は課題があります。大抵は、階段の上り下りを避けるため1階を親世帯、2階を子世帯が使うのが普通です。そうすると、家にいる時間が長い親世帯が、日当たりの悪い1階の部屋に住む事になってしまいます。一方、昼間は誰もいない子世帯の住まいにはサンサンと陽が差し込む。2階に大きな物干しを設けて、1階を真っ暗にしてしまう例もよく見かけます。なので、吹き抜けやライトウェル(光井戸)などで、2階から1階に光や風が通るような配慮が必要です。結構ここが忘れられている二世帯住宅を見かけます。
あと、バリアフリーや介護対応は皆さん考えるのですが、もし寝たきりになったとき、どこに寝るのかというのもぜひ配慮して下さいね。当人にとっては、長い時間をそこで過ごすことになります。病院でもそうですが、天井と壁ばかりを見ながら一日すごすのは、ちょっと辛いですよね。庭や空が見えるだけでもずいぶんと心が救われるものです。寝たきりに至らなくても面倒な車椅子を使わず、ハイハイで動きまわる方も多いので、水回りとの距離が短い事も大事です。
といった事もあり、我が家では親世帯の南側に吹き抜けを設け、日差しと風を取り込んでいます。奥の和室からは吹き抜けの窓を通して空も見え、掃き出し窓から庭も望めます。クローゼットとトイレの間の壁を取りは払えば、和室からバス・トイレまでの移動は2m弱。和室には段差を設けて、車椅子や杖への乗り移りも配慮しています。和室は珪藻土壁にして、過ごしやすくしています。
子ども達は学校から帰ると母が仕事から帰宅するまでは、親世帯とすごし、時には食事もさせてもらっています。実家から移った親世帯は、部屋は狭くなりましたが、小屋裏収納を大きくとり、物を部屋に置かないようにしてそれなりに快適に過ごしています。ついでに、歌が趣味の祖母には階段下に音楽室も用意しました。
私は帰宅すると「ただいま」と親世帯に声をかけてから自室に向かいます。子育てで忙しく手が回らない分、親世帯から料理の差し入れをもらったり、干した布団をとりこんだり、部屋を掃除してもらったりと、ずいぶん助けてもらっています。また、近所づきあいも親世帯がばっちりといろんな会合に顔を出してくれています。年寄二人だけの生活に比べ、寂しくも無いし、それなりに張り合いもあって良いようです。朝、トイレが混み合うと、子ども達は親世帯のトイレを借りていますし、お正月などは一緒に食事会を開きます。
お互い、いろいろ負担があっても、助け合って暮らしていける。一部共有の二世帯住宅には、そんな暮らし方を促す仕掛けが作れます。
小規模開発のために、二世帯住宅に適した宅地は少なく、二世帯の賃貸住宅もまずありません。今後の事を考えると、二世帯の暮らしはぜひ、社会的にも考えられて良いと思います。
現実は、子ども部屋が残る実家に年老いた両親が住み、都心のマンションに子育て世帯が住む人が多い。これだと、育児の手伝いをしてもらうのも大変だし、老人だけの住まいも寂しいし心配です。何よりも、広い実家が勿体無いですね。
さて、そんな核家族にとって、同居はかなり敷居が高いので、二世帯住宅は結構良い選択だと思います。二世帯住宅には、3タイプあります。
①完全独立型
玄関も別々。アパートと同じように全く独立した部屋になっている。一旦外に出ないと行き来はできない。
②一部共有型
主に玄関だけ共有するタイプ。水回りなどは2つづつにある。
③同居型
ほとんどの施設を共有するタイプ。キッチンのみ2つ設けるなど、「譲れない」部分のみ独立させる。
税金対策上は、①が有利です。また、片方の世帯がいなくなった場合、貸出をする事もできると言われています。③は同居に近いですので、同居並みのコミュニケーションが欠かせません。
私のお勧めは②です。玄関経由で行き来できるし、それとなくお互いの様子もうかがえます。玄関でハチ合わせする事って、実はあまりありません。いざこざは、水回りで起きがちなので、ここが独立していると、ほど良い距離感で2世帯が過ごすことができるように感じます。親世帯が天に召した後は、子育てが終わったら子世帯が親世帯の住居に引っ越して、子どもを招き入れると、ずっと住み続ける事ができますし寂しくもありません。ぜひ、①並みの税制優遇が受けられるようにしてほしいですね。
さて、二世帯住宅は課題があります。大抵は、階段の上り下りを避けるため1階を親世帯、2階を子世帯が使うのが普通です。そうすると、家にいる時間が長い親世帯が、日当たりの悪い1階の部屋に住む事になってしまいます。一方、昼間は誰もいない子世帯の住まいにはサンサンと陽が差し込む。2階に大きな物干しを設けて、1階を真っ暗にしてしまう例もよく見かけます。なので、吹き抜けやライトウェル(光井戸)などで、2階から1階に光や風が通るような配慮が必要です。結構ここが忘れられている二世帯住宅を見かけます。
あと、バリアフリーや介護対応は皆さん考えるのですが、もし寝たきりになったとき、どこに寝るのかというのもぜひ配慮して下さいね。当人にとっては、長い時間をそこで過ごすことになります。病院でもそうですが、天井と壁ばかりを見ながら一日すごすのは、ちょっと辛いですよね。庭や空が見えるだけでもずいぶんと心が救われるものです。寝たきりに至らなくても面倒な車椅子を使わず、ハイハイで動きまわる方も多いので、水回りとの距離が短い事も大事です。
といった事もあり、我が家では親世帯の南側に吹き抜けを設け、日差しと風を取り込んでいます。奥の和室からは吹き抜けの窓を通して空も見え、掃き出し窓から庭も望めます。クローゼットとトイレの間の壁を取りは払えば、和室からバス・トイレまでの移動は2m弱。和室には段差を設けて、車椅子や杖への乗り移りも配慮しています。和室は珪藻土壁にして、過ごしやすくしています。
子ども達は学校から帰ると母が仕事から帰宅するまでは、親世帯とすごし、時には食事もさせてもらっています。実家から移った親世帯は、部屋は狭くなりましたが、小屋裏収納を大きくとり、物を部屋に置かないようにしてそれなりに快適に過ごしています。ついでに、歌が趣味の祖母には階段下に音楽室も用意しました。
私は帰宅すると「ただいま」と親世帯に声をかけてから自室に向かいます。子育てで忙しく手が回らない分、親世帯から料理の差し入れをもらったり、干した布団をとりこんだり、部屋を掃除してもらったりと、ずいぶん助けてもらっています。また、近所づきあいも親世帯がばっちりといろんな会合に顔を出してくれています。年寄二人だけの生活に比べ、寂しくも無いし、それなりに張り合いもあって良いようです。朝、トイレが混み合うと、子ども達は親世帯のトイレを借りていますし、お正月などは一緒に食事会を開きます。
お互い、いろいろ負担があっても、助け合って暮らしていける。一部共有の二世帯住宅には、そんな暮らし方を促す仕掛けが作れます。
小規模開発のために、二世帯住宅に適した宅地は少なく、二世帯の賃貸住宅もまずありません。今後の事を考えると、二世帯の暮らしはぜひ、社会的にも考えられて良いと思います。
2010年3月1日月曜日
隣家への配慮
家を建てるとき、隣家からのクレームは怖いです。お隣りづきあいしなければならないのに、始終喧嘩では辛いですよね。でも、ここまでいかなくとも、お隣への配慮は絶対しといた方が良いです。
でも、苦労した土地ですから、法律で定められた容積率一杯に建てたいですよね。
ここでお勧めなのが、屋根の角を落とすこと。
屋根の形を変えても、部屋の大きさは変わりません。北側や東西に隣家がある場合は、隣家に向かって棟が付きださないよう、寄棟にする事がお勧めです。これで、隣家への光や風の影響を低減する事ができます。
一方、南側は太陽と風を取りこむために、高さを稼いでも良いでしょう。
普通の宅地だと北側の隣家の1階からは、こちらの軒しか見えません。2階からはせいぜい棟が見える位でしょう。隣家から見た棟の見通しの高さを超えない程度に南側の軒を上げるのです。
北側の隣家は、日の当らない北側の景色は気にしておらず、北側にはあまり窓も設けません。
という事で、家の南側の高さを上げるのは、隣家へのインパクトがほとんど無いのです。
あと、屋上を使えるようにしても、せいぜい階段の上り下りが伴う物干し程度になってしまいがちです。見下ろされる隣家からも良い気分がしませんので、あまり騒ぐ事もできません。土を入れて草木を植えるには防水工事などで結構なコストがかかります。そこまでお金をかけて、本当に使うのかはよくよく検討した方が良いでしょう。
でも、苦労した土地ですから、法律で定められた容積率一杯に建てたいですよね。
ここでお勧めなのが、屋根の角を落とすこと。
屋根の形を変えても、部屋の大きさは変わりません。北側や東西に隣家がある場合は、隣家に向かって棟が付きださないよう、寄棟にする事がお勧めです。これで、隣家への光や風の影響を低減する事ができます。
一方、南側は太陽と風を取りこむために、高さを稼いでも良いでしょう。
普通の宅地だと北側の隣家の1階からは、こちらの軒しか見えません。2階からはせいぜい棟が見える位でしょう。隣家から見た棟の見通しの高さを超えない程度に南側の軒を上げるのです。
北側の隣家は、日の当らない北側の景色は気にしておらず、北側にはあまり窓も設けません。
という事で、家の南側の高さを上げるのは、隣家へのインパクトがほとんど無いのです。
あと、屋上を使えるようにしても、せいぜい階段の上り下りが伴う物干し程度になってしまいがちです。見下ろされる隣家からも良い気分がしませんので、あまり騒ぐ事もできません。土を入れて草木を植えるには防水工事などで結構なコストがかかります。そこまでお金をかけて、本当に使うのかはよくよく検討した方が良いでしょう。
収納とは忘れる事?
大きな収納があるというのは、部屋がすっきりして良い反面、管理が大変になります。
大きな収納に沢山の物があると、どこに何を置くかも悩ましいし、本当にこれは必要なのかと考えるのも大変です。結局、考えもせずにぐいぐい押し込んで、忘れてしまい、結局ガラクタだらけになってしまう事もままあります。物を持てば、管理がつきまといます。季節の品だけ収納して、あとは思いきって捨ててしまうのが一番かなと思います。
トランクBoxは、もっと大変です。物の出し入れが家の収納よりも面倒な訳で、なおさら厳密な管理が必要になります。収納がほとんど無い家で、雛人形や5月人形、キャンプ用品などに限り収納するのなら良いですが、部屋に溢れた物をしまうには向いていません。部屋にあるという事は、近くに置いておきたい物ですよね?遠くに置いてしまうと、ますます管理が難しくなってしまいます。
物を持ちすぎると、時間を奪われてしまう。物のために人生を送っている訳では無いので、物は減らした方が良いです。「勿体ない」というのは捨てる時では無くて、買う時、もらう時に考えるべきことです。
と、偉そうに言っといて、私も捨てられないクチなんですよね。でも、思い切って捨てると、本当にスッキリしますよー。絶対お勧めです。
絶対に無くては困る物以外は捨ててしまい、身の周りをシンプルにすると、頭の中まですっきりした感じになります。とても快適なんです。
これと究極に逆をいくとどうなるか・・・・。ゴミ御殿です。
大きな収納に沢山の物があると、どこに何を置くかも悩ましいし、本当にこれは必要なのかと考えるのも大変です。結局、考えもせずにぐいぐい押し込んで、忘れてしまい、結局ガラクタだらけになってしまう事もままあります。物を持てば、管理がつきまといます。季節の品だけ収納して、あとは思いきって捨ててしまうのが一番かなと思います。
トランクBoxは、もっと大変です。物の出し入れが家の収納よりも面倒な訳で、なおさら厳密な管理が必要になります。収納がほとんど無い家で、雛人形や5月人形、キャンプ用品などに限り収納するのなら良いですが、部屋に溢れた物をしまうには向いていません。部屋にあるという事は、近くに置いておきたい物ですよね?遠くに置いてしまうと、ますます管理が難しくなってしまいます。
物を持ちすぎると、時間を奪われてしまう。物のために人生を送っている訳では無いので、物は減らした方が良いです。「勿体ない」というのは捨てる時では無くて、買う時、もらう時に考えるべきことです。
と、偉そうに言っといて、私も捨てられないクチなんですよね。でも、思い切って捨てると、本当にスッキリしますよー。絶対お勧めです。
絶対に無くては困る物以外は捨ててしまい、身の周りをシンプルにすると、頭の中まですっきりした感じになります。とても快適なんです。
これと究極に逆をいくとどうなるか・・・・。ゴミ御殿です。
登録:
投稿 (Atom)