2008年6月17日火曜日

街のインフラ、家のインフラ

地震続きなので、地震の話題を引き続き。

築25年以上の古い基準で作られた家が地震で倒壊する危険性が高いそうです。頑丈な家もあるので、一概には言えません。一般住宅の場合、鉄筋コンクリートでも、木造でも、耐震強度を同じに設定して作るので、強度はさして変わらないそうです。2階建ての家なら免震はコスト高。防火性能は壁が燃えずとも窓が破れれば、燃え上がります。

窓や開口の無い土蔵みたいな家や地下室ならば火災に耐えますが、内部は高温になるそうなので、鎮火後数日は扉を開けられない・・つまり中に人は居られません。

つまり、ちゃんと建てた家ならば、何で建ててもそれほど変わらないという事だそうです。

・地震で倒れない(今の建築基準なら倒れない)
・焼けない(隣家との距離と火災規模に依存)
・避難しやすい
 -食器やグラスの破片が散乱せず、真っ暗でも速やかに脱出できる。
 -どの部屋も避難ルートを複数設定できる(火災はどちらから来るかわからない)

が地震や火災から命を守るために必要です。停電時に開かない電動シャッターは、避難の点で盲点になりがちです。2階からの避難には縄梯子を備えても邪魔にはならないでしょう。「就寝中」や「子供と入浴中」など、「来たら困る時」にどうなるかを考えておきましょう。階段のコンセントには停電時に点灯する充電式非常灯を備えると安心です。

さて、日本最大の都市東京に住む場合、他からの救援は期待が薄いので、
避難生活は長期戦を覚悟する必要があります。

・電気が1ヶ月無くとも暮らせる
・水道が3ヶ月無くともしのげる
・ガスが半年無くとも暮らせる

・・・・・想像つきませんねぇ。
ガスは無くともガレキを燃やしたりカセットコンロで、煮炊きや暖を取る事はできるかもしれません。半年間、一日2回でも360回分の炊事になるので、膨大な燃料になります。近隣の公園樹木は刈り尽されるでしょうから、庭に落葉樹を植えて、落ち葉や枯れ枝を炊けるようにはしときました。まぁ規模が大きくなるとわかりませんが、電気の復旧が早ければ、電子レンジ等でかなりしのげるかと。

でも、水が無いのは大変です。
試しに「防災訓練」として、家庭内の水道を一切止め、汲み置きしたバケツの水だけで生活してみたら、半日も耐えられないでしょう。トイレは流せませんし、衛生状態が一挙に悪化するので実験でも危険です。水が無いと炊事・洗濯・掃除・入浴・洗顔のみならず、手洗いうがい、トイレや粉ミルクなど切実な問題が次々と発生し、生活が何も進みません。夏場も冬場も辛いです。畑があっても水が無いと野菜作りも困難です。

雨水タンクは「せめてもの」備えとなるはずです。そのタンクも地震で倒れないよう、しっかりと固定しておく必要があります。

と考えると、水槽のあるマンションは水を無駄遣いしない住民意識が必要ですし、水槽も無いアパートはかなり辛そうです。
想像するだに辛いですが、川水、雨水、お風呂の水などを浄水して飲みつなぐ事は可能ですし、
どんなに汚ない汚水でも、最後はトイレの流し水に使えます。

いざ、事が起きたら在庫が薄いコンビニもホームセンターもたちどころに空っぽになるでしょう。
水対策として、備える物は
・長バールとスコップ(必要な物を取り出す、腐る物を埋める)
・清水ポリタン
・バケツ(複数)
・水無しシャンプー
・ポリタンを運べる台車
・浄水に使う炭、砂利、砂とサラシ粉、ホース
・徒歩圏に川があれば、長いロープ

その他簡単な対策として
・熱源や電源として車のガソリンは常に満タンにしておく
・水が漏れないゴミ袋は多目にストック(日向に水を入れて置けば、温まる)
・キャンプでテント生活と水の繰り返し利用を家族で訓練
・うがい薬と防塵マスク(咽喉の汚れ→疾病防止)
・きず薬、消毒薬等を切らさない
・マウンテンバイク(路面がひどくとも走れ、活動範囲が広がる)

さらに食料も備えるなら、一般の非常食のほかに
・籾殻付きの麦や大豆
(保存が利く。薬研、ひき臼等で脱穀・製粉して食べる。大豆や麦なら栽培して増やす事も可能か?)
・かつおぶし(削っていない物)
 糖分・たんぱく質は確保できるので、ミネラルを野菜栽培で補給
生き残るためには病気にならない。そのためには体力をつける必要があるので、食料補給の不足分を補うという考えは有効でしょう。東京で災害補給が絶えるような事態には個人では対処できません。

東京での震災は、国も自治体も未経験ですから「事足りる」所にまで行く事は無理です。
心配しすぎず、大事な所はスマートに備え、憂いを減らしましょう。

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