ネット時代になり、情報を囲い込む形の不動産屋さんは形勢が厳しくなってきました。
信じられる人に価値の高い情報を提供する というモデルが一部では通用しなくなってきたのです。
物を持っているということを魅せないと客が寄り付かず、かといって良い物件に良い顧客がつくとは限らないというジレンマです。
一見さんのお客を良い顧客にするための工夫が、オークションだったりするので、うまく取り入れていくしかありませんね。有象無象が跋扈する開拓地で培われたアメリカ文化、手法がインターネット向きと言って良いでしょう。まずはちゃんと研究して、真似るべき所を真似、その上で独自性を出さないと水面下に沈んだままでしょう。
いまのネット不動産は、旧態依然の不動産チラシをそのままネットに掲載しただけに見えます。マッチング等の工夫は始まっていますが、物件の紹介は相変わらずスペック中心。どんな価値観の人がどのように住めるのか提案が見当たりません。「わかる人はわかる」といった殿様的なコミュニケーションは、ネットでは成り立ちません。さらに一歩進んで、バーチャルパノラマ表示をしてくれるサイトもあります。これはかなり良いです。間取り図ではわからない様子がわかります。でも、価値観はどのように伝えれれば良いのでしょうか?売主が考える事を上手に引き出し、表現する広告作成能力が必要です。法規制が厳しい不動産広告ですが、規制の範囲内でもできる事はまだまだあります。単純に、各社がそこまで力を入れていないだけ。つまり、差別化のチャンスがここにあるわけです。
次にマーケティング。どんな言葉やデザインに高い反応があったのか、ダイレクトに情報を取れるのですから、短期間のうちに試行錯誤を繰り返して、ヒット率を高める事ができます。面倒くさがらずに、これを繰り返す業者がサイトの価値を高められるわけです。スーパーの仕入れ担当のように、明日みのもんたが何を言うかを予想して品揃えするとかね。
トラックバックもリンクも貼っていないこのブログでなんだかんだと言っても始まりませんが、ネットでの常識が不動産業界にはまだまだ理解されていません。つまり、チャンスは結構あるという事になりますね。いまや老舗のR社が気付いたら、多分業界を席巻しそうですが、情報がとれなくなると媒体が立ち行かなくなるので、第三者がいずれ出現するでしょう。
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