2008年2月8日金曜日

ネット時代になって

広告チラシの反響が近年消えてしまった とよく言われます。
「新聞は老人メディアだ」という声も。

ネットの台頭で、欲しい情報が好きなようにとれるようになると、
チラシのように「地域」だけのセグメントで一律の情報を流す手法は、ヒットしなくなります。
なので、老人しか反応しない?・・・でも、最近はお年寄りもネットを使いますよ。

では、ネットで不動産が効率良く売買できるか?
本当に良い情報がネットに流れるか?
仮に、ネットですべての情報が手に入ったら、より多いPVを稼ぐサイトにアクセスが集中するので、
中小の不動産屋さんは生き残れない。でも、現実は生き残っている。

という事は?

信頼関係ができないと得られない情報が存在するという事です。

一方で、情報を囲い込んだら、商機を逸する事もあります。
地域内で買い手をみつけるのが難しい物件の場合は、ネットをフル活用する事になります。
つまり、ネットには通常では売るのが難しい個性的な物件情報が多く出回ることになります。

ブログの書き始めに触れましたが、
不動産の値段と、あなたの人生の幸せは関連しません。
あなたの物差しからみた価値と値段との差に、価値やリスクが生じるのです。

ネットに掲載される大量の「売るのが難しい物件」をあなた独自の物差しで測ったら、価値大の物がみつかるはずです。
「駅から近い」「安い」といった皆が望みかつ矛盾した条件で探せば、「売るのが簡単」な物件なので、何もみつからないでしょう。
自分の価値観を見据え、他人と異なる独自の物差しが持てると、とても楽になります。

ただ、もし売るときには、自分と同じ価値観を持つ人を探す必要も出てきます。
そのときは、ネットで価値観に共有する人にみつけてもらえばよいのです。
売主の価値観は、買う人にとっての物差しにもなりえます。
何年か前に家を購入した「先輩」が考えた事。多分に参考になりますよね。
「私はここが気に入って買ったんだ」とか、「これが必要だったから買ったんだ」など。

となると、いくらネットでも
スペックと間取り図と値段だけ並べて「売ります」としても、あまり成果が上がらないという事になり
そんな不動産サイトは廃れる運命にあります。
特に、物件リストに、一言もメッセージが載せられないのは、
価値ある物を売るサイトとして最低ラインを満たしていません。まるで「調達」ネットです。

周辺を見回すと、そんなサイトが多い事に気づかされます。
新築マンションの広告並みとはいかなくとも、もっと書くべきこと、書けることは沢山あるはず。
中古が新築より人気が低く、お買い得なのはそんな所にも原因があると思いいます。

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