2008年4月16日水曜日

サステナビリティなアパート

サステナビリティとは持続性といった意味ですが、環境問題の意識の高まりから注目が高まっています。従来のエコ思想と大きく異なるのは、「企業の持続性」から見ている事。「環境対策は、ボランティアで行うのではなく、企業を持続させるためにも役立つ」という考えなので、企業も歓迎しやすい。お客はエコ対策をしている企業の製品を選んで買うとか、エコ対策が総合的にはコストを下げるといった面白い考え方で、主流になりつつあります。

さて、畑付き2DK 自立循環型 エコアパート http://blog.canpan.info/eco-apa/ というのを見かけたのですが、アパート経営から見た時、見事なサステナビリティになっていると思いました。

まず、環境対策が付加価値になって人気を呼び、満室状態であること。
それだけでなく、このアパートの住民は、部屋を荒らす事も少ないでしょう。
アパート経営者を悩ませる、部屋を荒らして資産価値を下げる住民は、粗暴な人というより、生きる気力を失ったり、色事や賭け事など非生産的な事に入れ込んでしまった無気力な人に多いようです。ゴミ御殿の住民は、勿体無いと思うだけで不精な人です。
畑仕事をしたがる人は、いずれも無縁でしょう。

ハード面では、「そよ風」という新鋭のソーラーシステムや日差しの有効活用、環境管理IT、雨水利用、畑は隣室との仕切りを無くし交流を促す といった、エコを考えた生活を楽しむ人への仕掛けが満載。「面倒だ」と思う無気力な人を寄せ付けません。ロハスは前向きに生きる人のスタイルですから。
住民交流が高まれば、防犯対策、空き室防止にもなりそうです。

無気力な人が高価な住宅を購入する事はあり得ませんので、ロハス路線はヒットします。
しかし、アパート住まいをよしとするのは、ある意味「人生の割り切り」です。「無気力」と前向きな「割り切り型ロハス」は高い付加価値とそれに見合った高めの家賃設定で選別できるのかな・・・などと考えさせられました。コストダウンのために内装工事もセルフビルドにしたアパートなんてのもありかもしれません。

手軽で転居もしやすいのがアパートの付加価値かと思っていましたが、こんな付加価値もあるんですね。非常識な私も、このアパートのユニークな着眼には脱帽です。

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