2011年4月7日木曜日

非常用電源について考えてみる

計画停電も廃止されようとしていますが、依然として電力供給は逼迫しています。「気分は悪いが、日本全体で考えれば原発が捨てている深夜電力を使うのが一番エコ」と以前書いたのが本当に昔に感じられます。ちなみに、原発が出す熱のうち1/3だけが電気に変わり、残り2/3は海に捨てられているそうです。Co2排出を減らしても、本当に温暖化防止に役立っているんでしょうか?不思議です。そこまでやるならロシアのように原発で地域熱供給もすべきでしょう。されたくないけど。

さて、非常用電源について考えてみましょう。

■ガソリン発電機
崖の上のポニョでも登場しました。最も確実かつ低価格な手段です。ただし、音がうるさくて燃料が持たない事が欠点です。ガソリンが来ないとアウトです。気化しやすいガソリンを保管するのもちょっと不安です。

■太陽光発電
コストは高いのですが、普段から使えるという所が優れています。晴れて太陽さえ出ていれば使えます。。。ん?という事は、夜や曇りでは使えない。夜使えない非常用電源って、ちょっとイマイチですね。蓄電装置と併用する必要がありますが、電気自動車を使ったピークカットは実証実験段階です。ただ、電気自動車の蓄電池をピークカットに使うと、自動車として使う時にフル充電されていない事もある訳で、そんなんで良いのかな?と疑問に思ってます。

■ガスエンジンコジェネ、ガス燃料電池
東京ガスで言えば、エコウィル、エネファームなど。ガスを使って発電しつつお湯も作ってくれるスグレモノです。ガスと水道と電気が来ていれば使えます。。。。え?電気が必要!? そう、停電の時は使えないので、非常用電源としては機能しません。残念。しかも、出力は1kw(100Vだと10A)以下。一般家庭の契約容量50Aの1/5以下なのです。

うーん、どれもイマイチに思えます。実は、これ以外にもあるのです。

■ハイブリッド車
少々高価ですが、強力な発電機を積んでいます。ミニバンタイプだと電子レンジも使えちゃう位の容量があるそうです。さらに、プラグインハイブリッドならば、太陽光発電から充電できるかもしれません。(太陽光発電から200Vが取れるのかとか、調べていないのでよくわかっていません)

■自動車
12V発電機も装備してるので、インバータを使えば容量は限られますが100V電源も得られ、携帯やパソコンも充電できます。エアコンも付いている。寒い夜は車で過ごすというのも有りですね。エコノミー症候群を避けるには、寝返りが打てるようなフラットシート配置ができるような車が良いでしょう。

昔の車ならラジエータからお湯も取り出せたので、お風呂も沸かせました。ただ、最近の自動車は、冷却水が高アルカリになっているので、残念ながらお風呂を沸かせません。

我が家では、コストパフォーマンスで考えたら次に買う自動車は電気自動車かな?と思っていました。でも、これだと非常用電源にはなりません。プラグインハイブリッドは、装置が多い分、高価になりますが、電気かガソリンのどちらかがあれば使えるので、冗長性が高い。非常用電源を兼ねていると考えればこれが一番かもしれません。さらに災害時にお湯も沸かせる自動車が出れば、ベストです。

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非常用電源の検討は以上。

ただ、非常時に電気をどう使う?という所はよく考えた方が良いです。
非常用電源があっても、冷暖房や炊飯は容量が大きすぎて使えません。電気を使わない方法を考えるべきでしょう。明かりはランタンやソーラーライト、薪ストーブも使えます。洗濯も水の手配が大変ならば、手でやった方が良い。掃除は箒でしょう。冷蔵庫も無理。ならば非電化冷蔵庫を用意しておきますか。

そう、電気が無いと不便ですが、実はそこそこ生活できるのです。
非常時には非常時なりの暮らしがある。それをキャンプのように楽しむ位なら、きっと災害も乗り切れるでしょう。過剰に備える必要は無く、むしろ環境変化に耐えられるように普段から自分や家族を訓練する事が大事なのでは?

結論:非常用電源は、通信機器用と割り切り、サバイバル生活に耐えられるように家族揃ってキャンプで訓練し、絆を深めよう。

オチがひどくてすいません。

追伸:
キャンピングカーの中には、ラジエータの熱でボイラーのお湯を温めてシャワーに使えるタイプがあるんですね。究極の「個人避難所」かもしれません。

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