最近関心している建物は、某有名人のスタジオ。駐車場は煉瓦を敷き、隙間を土で埋めているので、雑草がチョロチョロ生えているがほどよい感じ。欅の枝が斜めに張り出している線に沿って屋根がある・・まるで樹に抱え込まれるように建物が建っている。昼でも少し薄暗いのだが、道路から下がって建てられているので、暗く感じない。
建物自体は、焼き板(?)のウロコ張り。尖り屋根なので、まるで童話の世界だ。7人の小人でも出てきそうな建物なのである。素敵な建物で、さすがだなぁと前を通るたびに思う。
このような建物、個人で建てようとすると、現実にはなかなかできないのである。
「駐車場は、道路より陥没すると排水できないし」と、工務店はモルタルで固めたがる。
「樹木の下に家を作ると、クレーンが入れなくなるので、工賃が掛かる」と言われてしまう。
ましてや欅は落ち葉がすごいので、屋根や雨樋に積もった落ち葉を取り除くのも大変だ。
そして、木の板だと腐食が心配である。
施主もメンテナンスも込みで楽しめば良いじゃんと思っても、初めての事だから、メンテナンスが大変なのか簡単なのか見当がつかない。一生に一度だと思うからこそ、なかなかリスクに踏み込めない。結局工務店が提案する「安全策」に傾いてしまう。
でも、やろうと思えばできるんですよね。現実に建っている建物があるわけですか。
ちょっと寂しいですね。家を建てる前に、もっと家の事を知っておけば良かったと、反省しきりです。
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